稽古場での緊張を癒やす秘密のリラックスタイムとは?
演出を手がけるのは、吉田鋼太郎さん。白洲さんとは俳優同士として何度も共演し、舞台人としては30代からシェイクスピア作品に一途に打ち込んできた、偉大な先輩です。
「ドラマで共演するときはエネルギッシュな俳優であり、ユーモアたっぷりの面白いおっちゃん(笑)。そんな鋼太郎さんの演出家としての一面は、とにかく格好いいんです! 一見、難しい言い回しが長々と続くハムレットの台詞に、人間が持ちうる限りの感情や思考がいかに盛り込まれているか、それを熱く、丁寧に読解してもらうことで気づくことがたくさんあって……。毎日の稽古で、本当に贅沢な時間を過ごさせていただいているんだなと実感しています」
ここ数年は映像への出演が主だった白洲さんですが、デビューは舞台。稽古、公演中は「自然と健康的になれますね」と、その日々を明かします。
「稽古時間はだいたい決まっていますし、本番が始まれば、さらにキッチリとスケジュールが定まりますから。でも、一回一回全力投球なので、やっぱりすごく疲れる! 喉を含め、普段よりはいろんなケアをしています」
緊張が続く日常のリラックス法は、お風呂に長く浸かること。そして、さらにとっておきの時間があるというのですが……。
「頭を空っぽにするという意味では、YouTubeのゲーム実況を見ること。本当はゲーム自体をやりたいんですが、時間がないし、やり始めると止まらなくなるし。実況する方って、本当にゲームが上手で、あっという間に先に進むんですよね。だから、僕までやった気になれる(笑)。その間、無心でいられるのは大きいです」
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