CULTURE

秦 基博さん「さまざまな軽やかさ・奥深さに触れられた1年でした」/アルバム『HATA EXPO -The Collaboration Album-』インタビュー 秦 基博さん「さまざまな軽やかさ・奥深さに触れられた1年でした」/アルバム『HATA EXPO -The Collaboration Album-』インタビュー

できるだけ自然を感じる創作空間に

秦 基博さんアルバムインタビュー『HATA EXPO -The Collaboration Album-』

━━今回のアルバム制作全体を通しても、刺激になることが多かったのでは?

先ほども言ったように、これまでは自分だけの尺度で、良い・悪いを判断してきましたが、今回さまざまな人の軽やかさ・奥深さに触れられて、発見することが多くありました。今後、自分の作品に新たな視点を取り入れることができそうだなって思います。

━━楽しみにしています。さて、2024年は秦さんにとってどんな一年になりましたか?

このアルバム制作に費やした一年でしたね(苦笑)。いろんな方々とのコラボレーションを進行させながら、アルバム全体をどうまとめていくのかをじっくり考えていたので、ほかのことにまったく手をつけられない状態でした。

━━では2025年はどんなことに挑戦してみたいですか?

この一年の経験をいかして、新しい楽曲を制作できたらと思います。

━━このアルバムに参加された方々とのコラボ・ライブも楽しみにしています。

そうですね、何かしらのかたちで実現できたらと考えています。

━━また、最近の秦さんの暮らしに関しては何か変化はありましたか?

この一年、作業に没頭していたので、外に出かける機会がほとんどなくて。来年はできるだけ外に出て活動ができればと思うのですが。

━━そうしたら、作業しやすい環境作りにこだわりがあったのでは?

自宅ではなく作業場があるのですが、そこには無垢の木の机とか、優しい色のソファーとか、自然を感じさせるものが多いのかなとは思いますね。アイデアが生まれそうな雰囲気のものを集めています。

━━プライベートと創作作業をする時間、スイッチの切り替えをされるのですね。

結局、制作作業をしていると、どういう環境にいても常にそのことを考えてしまいます。ただ、曲作りに集中できる環境があるのは大切。でも、リフレッシュしたいときは、喫茶店などに行って考えることもあります。

━━さまざまな暮らしの時間のなかで生まれた本作。どんな時間やシチュエーションで楽しんでもらいたいですか?

いつも以上に色とりどりで、振り幅があるアルバムだと思います。だから、それぞれの楽曲にフィットするシーンというのも、リスナーの方によって異なるような気がするので、それぞれの感覚で楽しんでいただけたら。

次のページアルバム『HATA EXPO -The Collaboration Album-』

Related Article
おすすめ記事

リンネル最新号&付録

  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号

2025年1月号

暮らしの道具大賞2024

付録
marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ

特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります

VIEW MORE