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:【わが家の簡単牡蠣レシピ3選】 5分でできるポン酢煮や、炊き込みご飯、オイル漬け……調味料の力ですぐ味が決まる! 旬を味わう冬の定番ごはん
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こんにちは。暮らし部エディターのrinaです。
私が暮らしのなかで大切にしていることのひとつに「旬を味わうこと」があります。寒い冬は野菜の甘みが強くなったり、魚たちも脂がのっていたり、おいしい食材がたくさん出てきますよね。なかでもこの時期楽しみにしているのが牡蠣です。
昔から大好きなのですが、とくに現在私が暮らす兵庫県には赤穂や室津など牡蠣の名産地が多くあり、毎年食べに行ったり取り寄せたりして楽しんでいます。そんな牡蠣が大好きな私が、生活に追われ忙しい人でも旬を味わうことができる、調味料任せの簡単牡蠣レシピ3つをご紹介します。
下処理は意外と簡単
塩水で洗うだけでふっくらに
牡蠣は調理前に下処理が必要です。いろんなやり方がありますが、今回は用意が簡単で、さらに牡蠣がおいしくなる「塩水で洗う方法」をご紹介します。

●塩水の濃度は
牡蠣200gに対し、水500mLと塩大さじ1(約15~18g)の塩水を作ります。牡蠣の量に合わせて塩水の量は調整してください。海水と同じ3%ほどの塩分濃度の塩水にすることで、牡蠣が縮むことなくふっくらと仕上がります。
●洗い方
洗い方もとっても簡単。塩水に牡蠣を入れてやさしく揉み洗いし、汚れがなくなるまで3~4回真水ですすぐだけ。冷たい水に触りたくない人はざるを持って振り洗いでも大丈夫です。
洗いすぎるとうま味まで逃げてしまうので、ぬめりと黒い汚れがなくなればOKとしましょう。
洗ったあとはしっかりとキッチンペーパーで水気を拭き取ってくださいね。

レシピ
1
調理時間はたったの5分
牡蠣のポン酢煮

【材料】
牡蠣:200g
ポン酢:大さじ3
水:30mL
一つ目のレシピは牡蠣のポン酢煮。
生牡蠣をお酢につけて食べる酢牡蠣然り、濃厚でクリーミーな牡蠣はさっぱりとしたお酢と相性抜群。ポン酢なら簡単にバランスのよい味に仕上げてくれます。
☆濃いめの味付けが好みの方は、水を入れずポン酢を大さじ5にしても大丈夫です。

作り方はとっても簡単。まず先に、ポン酢と水を火にかけ沸騰させます。

沸騰したら牡蠣を投入し、そのまま動かさずに中弱火で3分、沸騰しない程度に煮ていきます。火を強くすると身が固くなってしまうので注意してください。

3分立ったらひっくり返すようにやさしく牡蠣を混ぜて、弱火で2分。これで完成です。
お皿に盛り付け、お好みでもみじおろしやねぎを散らしてください。
アレンジに柚子胡椒もおすすめ。お酒のあてにもぴったりです。
ポン酢にも牡蠣の味が染み込んでいておいしいので、レモンを混ぜて豚しゃぶにかけたり、おひたしや和え物にかけたり、余すことなく使い切ってください!
レシピ
2
市販の麺つゆで作る
牡蠣と生姜の炊き込みご飯

【材料】
牡蠣:200g
生姜:ひとかけを千切り(またはチューブ10cmほど)
舞茸:ひとパックの半量以上
米:2合
水:米2合分の量
麺つゆか白だし:大さじ3
☆麺つゆのパッケージに「炊き込みご飯を作るときの割合」などが書いてあれば、そちらに合わせてください。

定番の牡蠣ご飯。とってもおいしいけれど、調味料の組み合わせや準備が面倒くさそうで、ハードルが高い気がしていませんか。こちらも市販の調味料で簡単にできてしまいます。
私がよく使うのは久原のあごだしつゆか創味のつゆですが、お気に入りの麺つゆや白だしで作ってみてください。
牡蠣の味が浮かないように生姜ときのこを入れていきます。生姜はチューブにすれば包丁要らず。きのこはしめじでもしいたけでもなんでもいいのですが、石づきを切り落とす作業がなく手で裂ける舞茸が私の推しです。きのこはたっぷり入れるとおいしくなります。
お好みで青紫蘇をかけると彩りと香りよく、より上品な印象に。青紫蘇はくるくる巻いてはさみで切れば、簡単に千切りができますよ。

牡蠣を洗って生姜ときのこを用意したら、後は炊くだけ。
米をセットし、麺つゆを入れたらなじむように軽くかき混ぜます。生姜チューブを使う場合はこのタイミングで入れて、米と麺つゆと一緒にかき混ぜてください。
後はきのこ・牡蠣・生姜の順で重ねて置くだけ。具材はかき混ぜないようにしてくださいね。
きのこを下にすることでよく出汁が出るのと、牡蠣を潰さずふっくらと炊きあげることができます。生姜の香りや食感が強いのが好みの方は、千切りした生姜を炊く前ではなく蒸らしのタイミングで入れるとよいです。

ご飯が炊けるまでの香りと炊飯器を開けた瞬間の感動、思わず顔がほころぶこと間違いなしです。
炊き立ては米がべちゃっとしがちなので、すぐにしゃもじで底からふっくら大きく混ぜて余分な蒸気を逃してあげてください。もしおひつがある方は、移しておけば余分な水分が抜けて、ふっくらとした状態を保つことができます。
牡蠣ときのこのうま味がたっぷり染み込んだ炊き込みご飯。簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。
レシピ
3
長く楽しめてアレンジ無限大
オイスターソースと牡蠣のオイル漬け

【材料】
牡蠣:200g
にんにく:ひとかけを潰すか刻む(またはチューブ5cmほど)
ローリエ:一枚
唐辛子:一本(種をとって刻む)
オイスターソース:大さじ1
エクストラバージンオリーブオイル:牡蠣が浸かるだけ

牡蠣がなくなるのがとっても悲しい私が、少しでも長く牡蠣を味わうために毎年必ず作っているのは牡蠣のオイル漬け。
ウイスキーや白ワインなど様々な調味料で味付けする方法があるのですが、今回は牡蠣のうま味をぎゅっと閉じ込める、オイスターソースだけのレシピをご紹介します。
まずはオイル漬けのお供の用意から。にんにくはチューブでも大丈夫です。
牡蠣の臭みを和らげ味を引き立たせつつ、風味の主張がないローリエはこのレシピの裏番長なので、入れることをおすすめします。
同じく臭みを取るローズマリーは風味の主張があるのでご注意ください。唐辛子は辛いのが苦手な方は入れなくても大丈夫です。

フライパンに分量外のオリーブオイルを入れたら、牡蠣を並べて中火で炒めていきます。しばらくすると牡蠣から水分が出てくるので、やさしく裏返しながら水分を飛ばしていきます。

身がきゅっと締まり、水分が飛んだらオイスターソースを回しかけ、中弱火で煮詰めていきます。
オイル漬けは保存が目的なので、水分は大敵。チューブのにんにくを使う場合は、このときに一緒に煮詰めて水分を飛ばしてください。

しっかりと煮詰めたら、バットにあけて粗熱をとります。

あとは牡蠣・にんにく・ローリエ・唐辛子を消毒した保存容器に入れて、浸かるまでオリーブオイルを入れたら完成です。しっかり熱が取れてから蓋をして、冷蔵庫にて保管してください。大体4日~1週間ほどでおいしくいただけます。
保存期間は牡蠣は2週間以内、残ったオイルも3週間以内には食べ切るようにしています。
このレシピの嬉しいところはオイルまで味わえるところ。オイルパスタはもちろんのこと、リゾットにたらりとかけたり、アヒージョ用のオイルにしたり、アレンジは無限大。フランスパンにつけて食べるだけでもとってもおいしいので、意外とあっという間になくなってしまうんです……。
一度このシンプルなレシピで作ったら、オイルを変えたりハーブを変えたりしてアレンジしてみてください。あなただけの素敵な牡蠣のオイル漬けができますように!
暮らしのなかで無理せず
季節を取り入れる工夫
調味料まかせの牡蠣レシピ、いかがでしたか。
今年は小ぶりで不作と噂の牡蠣。「味はいいよ」と牡蠣小屋の方に言われて喜んで取り寄せました。確かに例年に比べると小ぶりで、大きな牡蠣を口いっぱいに入れて味わうのと比べたらさっぱりした味に感じられました。でもこれはこれでおいしいんです。それに小ぶりだから数が多く、いつもよりもたくさん食べているような気分にも。くどさがないので何個でも食べられるし、今年は今年の牡蠣の味があるように思いました。
「旬を味わう」というのは、その季節のおいしい食材を食べることを意味するのだと思うけれど、私はこの言葉を「作ってくれた方や命に感謝して、おいしくいただくきっかけとする言葉」として使っています。なので今年の牡蠣を味わって、大切においしくいただけたことが何より嬉しいです。
牡蠣でなくとも、ぜひご自身の好きな旬の味を、一年の中でゆっくり感謝して味わう時間をもうけてみてくださいね。
この記事が、忙しい暮らしのなかでも気軽に旬を味わうきっかけとなりますように。
リンネル暮らし部エディター・
rinaさん

どんなときでも自分の好きを大切に。元呉服屋で毎日着物生活。転職後は「暮らしの先にある着物」を求めて、美味しく愉快で心地のよい生活を日々研究中。リンネル暮らし部エディターとしてブログを発信中。
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