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スタイリスト玄長なおこさんの着るSDGs Vol.1「日本のファクトリーブランド」 スタイリスト玄長なおこさんの着るSDGs Vol.1「日本のファクトリーブランド」

玄長なおこさんの着るSDGs連載
連載 #玄長なおこさんの着るSDGs

地球環境のために、私たちができること。おしゃれを楽しみながらSDGsに貢献できるものを、人気スタイリストの玄長なおこさんがご紹介します!

Vol.1テーマ
「日本のファクトリーブランド」

ファクトリーブランドとは、その名の通り工場が立ち上げたブランドのこと。素材開発から企画・製作までを一貫して行っているところが多く、「どこで、誰が」作ったかのトレーサビリティも明らかです。
「縫製や生地、素材などのことを知り尽くしたプロ集団が作るブランドは、質の高さが最大のメリット。もちろん縫製技術も素晴らしいので長く愛用できます。海外ではなく日本でのものづくりなら、輸送時のCO2削減にも。また、すばらしい日本の技術を持った職人さんたちが作っているというだけで心惹かれますし、大事に使いたい!と愛着がわくんです」(玄長さん・以下同)

玄長さんおすすめブランド①
ネストローブ

「リンネルではお馴染みのネストローブ。デザインも大好きですが、ブランドとしてエシカルな取り組みを続けていて注目していました。こちらは『アップサイクルリノ』のシリーズで、洋服を作る際に出てしまう裁断くずを使って作られていて、生地がとても柔らかいんです。また環境に配慮した染色方法を取り入れ、こちらはなんとキャベツで染められているそう! 一枚でも、白のパンツを下に着てカラーソックスを合わせてもかわいいです。前後着用可能なのも、飽きずに長く着られるポイント」

近江晒天然染め ギャザーフレアワンピース¥33,000/ネストローブ

玄長さんおすすめブランド②
ナル

「NARUが叶えたいこととして挙げているのが、『年齢に縛られないエイジレスな服作り』。年を重ねても長く愛用することが一番サステナブルなことですよね。今多くのブランドでは『リサイクル』に取り組んでいますが、長く使うためには『リペア』がとても大切。SDGs先進国の北欧ではリペアの活動が盛んなようです。NARUは、リペアを積極的に行っている点も注目しています。そしてなんといっても、日本の職人さんが仕上げる洋服は着心地が違う! 今回ピックアップした太ストライプのシャツは、コーディネートの主役になるアイテム。バックギャザーで後ろの丈が少し長くなっているもポイントで、ふんわりシルエットで体形もカバーしてくれます。夏はノースリーブのトップスやワンピースにはおっても素敵です」

タイプライターストライプふんわりシャツ¥16,280/ナル

スタイリスト玄長なおこさん
玄長なおこ
スタイリスト。1981年生まれ、札幌市出身。“着まわしの女王”として、少数精鋭のアイテムを使いTPOと気分に合わせた着まわしを提案するのが得意。1児の母。エシカルコンシェルジュ講座修了。

text:Miho Arima
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