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特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

【エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第1話】 夏旅のファッション 【エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第1話】 夏旅のファッション

特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド
エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記連載 第1話 夏旅のファッション【女子旅】 

リンネルの創刊から誌面を一緒に盛り上げてくれている、エッセイストの柳沢小実さん。旅行がライフワークで、旅に関する著書も多い小実さんが、今とっても夢中になっているのがタイ。この夏、3週間の滞在を経て新たに見つけたタイの魅力を、発信してくれます。

柳沢小実さん
【柳沢小実さん】
エッセイスト。リンネルの創刊当時より、インテリア、丁寧な暮らし方、旅について、多数取材。暮らしや旅についての著書は30冊以上。最新刊「わたしのごほうび時間 大人のゆったり旅」(大和書房)が発売中。
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旅に出られなかった数年間は、渇望する心を埋めるように、海外のコンテンツを摂取。最初は語学の勉強を兼ねて中華圏のエンタメやドラマ、そして後半はタイのドラマや音楽、小説の魅力にどっぷりハマっていきました。

それもあって、また海外との行き来ができるようになり真っ先に向かったのがタイ。久しぶりに訪れたバンコクは、すっかりスタイリッシュな街に変貌していて、まるで違う街に来たみたい。昨年から今年にかけての3回の渡航で計60日ゆっくり滞在して、暮らしながら食べて歩いて遊んだ、おしゃれで居心地のいいタイの旅行記をお届けします。

コロナ渦中に集めた、タイに関する書籍と雑誌。
目次
エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 連載 第1話 夏旅のファッション 【女子旅】
  1. タイの気候と温度
  2. 暑い国へ行くときの服装
  3. 汗が目立ちにくい色選び
  4. わたしの旅コーデ
  5. バンコクまではエアアジアを利用しました

タイの気候と温度

突然ですが、タイに来ています。

今回の滞在は少し長めの3週間。今は雨季なので一年で最も暑い季節ではありませんが、今日の気温は34℃で体感温度は40℃。しばし外を歩くだけで汗がにじみます。日中は取材やリサーチに出るか、ホテルの部屋やカフェ・図書館などで原稿の執筆。現地の友達とは、朝ごはんを食べにいくか、暑さがやわらぐ日没頃に待ち合わせています。

ちなみに、タイの季節は3~5月が暑季6~10月が雨季で気温は30℃前後。一日に数回スコールが降ったり、後半は雨量がさらに増えて冠水するエリアもあるほどです。そして、11月以降は乾季で気温も25~30℃と、旅のベストシーズンです。

暑い国へ行くときの服装

今は30℃前後とはいえ湿度も高く、しかも動き回っているので、毎日外に出た瞬間に汗だくになります。それを見越して、シルクやドライ素材の服を中心にピックアップ。2日に一度は洗濯をするので、風通しよく着られてすぐに乾くものが定番服になりました。

シルクやドライ素材の服は、高温多湿でも快適にすごせる。ワンピースはヌキテパ、シューズはナイキです。

汗が目立ちにくい色選び

色のある服は汗じみが目立つのと、合わせやすさを考えて、ワードローブは白と黒ばかり。同色の上下は、ワンピースやオールインワンのように組み合わせたり、それぞれ単品でも着られるため、コーディネートの幅が広がります。そして機能性はもちろん大切ですが、おしゃれ心を満たす服という視点も忘れずにいたい。何日間の旅でも、同じルールで服選びをしています。

COSMIC WONDER Light Sourceのコットンワンピと、The Factoryのシルババッグ。白は汚れても漂白できるので、汚れを気にせず旅にも着ていきます。

エレンディークのワンピースに、ヴィンテージのクレージュのかごショルダーバッグを合わせて。紛失や盗難防止のためにも、旅には高価なブランドものは持っていかない派です。

わたしの旅コーデ

※バンコクから足を延ばしたラオスの首都・ビエンチャンのお寺にて撮影。敷地内には様々な動物のオブジェが置かれていました

シルクコットンのスカートはメゾン・ド・ソイル。上下別々でも同色ならばワンピースのように着られます。

※同じくラオス・ルアンパバーンのお寺「ワット・シェントーン」で撮影

旅先でリネンのワンピースを買い足して、さっそくご機嫌に着ています。リネンの服は着心地がよいから、環境が変わる旅先でもリラックスしてすごせます。

※ラオス・ビエンチャンで巨大なかごを購入した後の一枚

COSのドライ素材Tシャツと、VOIRYのパンツ。とにかくラクな組み合わせ。ラフすぎるかなというときは、黒でコーディネートを引き締めています。

体力勝負の詰め込み型から、ゆったり暮らすような旅にシフトして、最初に変わったのが旅の服でした。好きな服を着ていると、世界中どこにいても自分らしくいられます。そして幸いなことに、いつも着ている服が、軽くて素材感がよくて旅に向いているようです。

こんなかんじで、しばらく旅行記が続きます。旅の必需品からバンコクのお気に入りの場所まで、一緒に旅をするように楽しんでくださいね。


バンコクまでは、タイ・エアアジア Xを利用しました

今回のタイ旅行では、成田国際空港からバンコクまで直行便でいける、タイ・エアアジア Xを利用しました。タイ・エアアジア Xは、バンコクを拠点とするローコスト・エアライン(LCC)で、成田、関空から毎日運航しています。
タイ・エアアジア Xをはじめとするエアアジア・グループは、アセアン諸国を中心に130か国以上に乗り入れる世界最大級のLCCで、私もアジア各国の旅でよくお世話になっています。

いつだって、旅のはじまりはドキドキする。

キャビンの前方に位置し、足元が広いホットシート。足元の広さは約45cmあり、ゆったり足を伸ばせて、約7時間のフライトもとても快適にすごせました。

にこやかで優しいCAさん。さりげなく気を配ってくださって嬉しい。

機内食。照り焼きチキン丼、美味しかったな。事前予約でお水がついて820円、機内で購入だと250B(約1000円、クレジットカード支払いのみ)です。
※値段は2023年8月現在

少し多めに服を入れたので、行きの荷物は14.3kgでした。受託手荷物のサービスはオプションになっていて、20kg、25kg、30kgなど、荷物の量に合わせて購入できます。

予約はこちらから エアアジア公式サイト(日本語)

タイについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック【タイ国政府観光庁(TAT)】

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取材協力:タイ国政府観光庁、タイ・エアアジア X
photo & text : Konomi Yanagisawa
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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