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特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

【女子旅 台湾】 台北郊外「大渓」で過ごすおいしい街歩き&お土産探し:エッセイスト柳沢小実さんの台湾旅行記 第3話 【女子旅 台湾】 台北郊外「大渓」で過ごすおいしい街歩き&お土産探し:エッセイスト柳沢小実さんの台湾旅行記 第3話

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連載 #柳沢小実さんのお散歩するようなゆるり旅

「頼媽媽伝統豆花 体育館本店」

老街を散策して、お腹がこなれたところでおやつを食べにいきましょう。友達が体育館一階の一角にある豆花店「頼媽媽伝統豆花 体育館本店」へ連れていってくれました。この豆花店は、彼女が子どもの頃からずっと同じ場所に店を構える地元の名店で、大渓エリアに数店舗あるそうです。

頼媽媽伝統豆花 体育館本店
頼媽媽伝統豆花 体育館本店

大渓の名物のひとつは豆製品。豆花は大豆を水に6時間以上浸して柔らかくし、それをすりつぶして豆乳などに加工して固める、という製造工程です。豆花のみならず、豆製品にとって水が何より重要だからこそ、水が綺麗な大渓の特産品になりえたのでしょう。

スモーキーさはない清らかな豆花

この豆花、雑味がなくてさらりと軽く、水のようにするすると口に吸いこまれていきます。豆の香りが濃いものの、スモーキーさはない清らかな豆花。これを目当てに大渓を訪れる人が多いのも納得です。豆花が好きな方はぜひとも、足を運んでみてほしい。豆花観が変わります。

この日はハトムギとQQ(モチモチ、という意味)餅をトッピング

友達は普段は二号砂糖のシロップのみで食べているそうですが、この日はハトムギとQQ(モチモチ、という意味)餅をトッピングしていました。これをお昼をご一緒したご夫妻の家へお礼がてら持っていって、みんなでお茶を飲みながらいただきました。

みんなでお茶を飲みながらいただきました

ご夫妻の自宅は、老街のメインストリートに面した一軒。建物に入ってすぐが来客を迎える応接スペースで、その向こうにキッチンが見えます。応接スペースにはお父さんが座る定位置があって、その傍らに大きな甕が置かれています。甕には半月分ずつ山に汲みにいっている水が入っていて(!)、それでお茶を淹れてくださいました。

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