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「料理酒」の正しい使い方をおさらい:効果的にコクとうまみを効かせるワザ

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料理酒の効果や使い方をおさらい
料理酒の効果や使い方をおさらい

各国を代表する酒の風味を活かせば、料理にその国らしいおいしさが生まれます。
日本酒を基本に、洋食には酸味のある白ワイン、中華にはコクのある紹興酒を使うだけでも、料理上手に。まずはあさりの酒蒸しでトライ!

夏にさっぱりと食べやすい、冷しゃぶ。ただ、冷えると豚肉の臭みや硬さが気になることも。おいしく食べるには、酒の出番です。水に半量の酒を加えて煮切ると、うまみの濃いだしのようになります。肉を1枚ずつくぐらせれば、臭みがとれ、やわらかくなり、脂も落ちておいしく仕上がります。
昨年度のお米など、いわゆる「古米」を食べる場合、米を炊くときに少量の酒を加えてみましょう。米の甘みが増して、ふっくらとし、新米のようなおいしさが感じられます。加える量の目安は、米2カップに対して、大さじ2程度に。酒の風味が気になるなら減らして。
人気の鶏むね肉は、ゆでると硬くなるのが悩みどころ。表面に塩を振り、1Lの水に酒1カップ以上を入れて煮立たせた中に、鶏むね肉1枚を入れて20分ほどゆでて火を止め、余熱でそのまま温め、冷めたらゆで汁に浸けたまま保存すると、ふっくら! ゆで汁には、鶏や酒のうまみが溶け込んでいるので、油分をこして、野菜などを加えてスープなどに使ってください。だし要らずでうまみが味わえます。

アルコール分を飛ばし、うまみやコクだけを閉じ込めておけるので、加熱しない料理にも酒のうまみ出しの効果を発揮できます。たとえば、和え衣をのばすときなど、水のように味を薄めず、うまみづけになり、便利。浅漬けを作るとき、塩をした野菜に少量振っても。冷蔵し、1週間ほどで使い切ること。

料理研究家。旬の食材の持ち味を大切にした、季節感あふれるレシピに定評がある。主な著書に『松田美智子調味料の効能と料理法』(誠文堂新光社)など。

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