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苺大福の名店「翠江堂本店」で大福包みを体験:kazumiとワヌ山の和菓子の時間 苺大福の名店「翠江堂本店」で大福包みを体験:kazumiとワヌ山の和菓子の時間

連載 #東京おいしいお散歩マップ

モデル・kazumiさんが大好きな和菓子屋さんを仲良しのワヌ山さんと楽しく紹介する連載。今回kazumiさんとワヌ山さんが訪れたのは、苺大福が看板商品の「御菓子司 翠江堂本店」。お店のご好意で、kazumiさんが大福包みにチャレンジ!

目次
苺大福の名店「翠江堂本店」で大福包みを体験:kazumiとワヌ山の和菓子の時間
  1. 和菓子の時間を楽しむのは…kazumiさんとワヌ山さん
  2. 苺がおいしい季節! kazumiさんが大福包みを体験
  3. いただいた和菓子:苺大福
  4. 今回のお店:御菓子司 翠江堂本店

和菓子の時間を楽しむのは…kazumiさんとワヌ山さん

kazumiさん:モデル。和菓子文化コーディネーターと和スイーツセレクトマイスターの資格を持つ。

ワヌ山さん:犬。口癖はワヌワヌ。ワヌ母(作者)と北陸地方に住む。甘いものに目がない。


苺がおいしい季節!
kazumiさんが大福包みを体験

浮気をしても必ずここに戻ってきてしまう......、私の中のナンバーワン苺大福は「翠江堂」です。隅田川のほとりに店を構え、開店と同時にビジネスマンや地元の人でにぎわっています。以前近くに住んでいたこともあり、私にとってなじみ深く、和菓子好きに火がついたのもこのお店がきっかけです。訪れた人が必ずといっていいほど購入する名物の苺大福には、大粒の苺がごろり(小さめのときはふたつ入りで、当たり!を引いた気分に)。

皮はとても薄く儚げで、パクッと食べると、滑らかなこし餡と餅が口の中でとろけて染み渡ります。みずみずしい苺の酸味とのバランスが絶妙で「こんな苺大福食べたことがない!」が初めて食べた感想でした。

お店のご好意により、なんと! 今回、苺大福包みを体験させていただきました。

あんこ包みに大苦戦 ...... 柔らかな餅が、焦れば焦るほど手にへばりつき、包めないという無限ループに突入。職人さんの熟練の技を肌で感じ、手際のよさと、艶やかな完成形の美しさに感動!結局、うまく包めず、最後は形をきれいに整えてもらい(汗)おいしくいただきました。

愛知県や栃木県産などの酸味のある苺を使用。あんこは季節により小豆の炊き方を変え、夏は硬めに、冬は水分量を多めにと、硬さを調整し、苺とベストなバランスで作られています。

パクリと一口頬張り、「う〜おいしい〜!」。夢のような時間に、ますます苺大福愛が深まりました。


いただいた和菓子:苺大福

大ぶり苺が贅沢!

大福に合う酸味のある大粒苺を厳選し、毎日職人の手作業で1日1000個、多い日には3000個を作っています。大福を包むまでの時間はわずか5秒。手早く包むのが鮮度を保つ秘訣のよう。


今回のお店:御菓子司 翠江堂本店

創業80年の和菓子店。看板商品の苺大福をは じめ四季折々の和菓子を楽しめる。

東京都中央区新川2-17-13
TEL:03-3551-5728
営業時間:9:00~18:00(月〜金)、 9:00~14:00(土)日祝休

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model:kazumi illustration:wanuyama photograph : Keiko Ichihara web edit:Riho Abe
リンネル2021年2月号より
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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