体調管理には特に気を配りたい、冬の時季。少しでも不調を感じたら、旬の食材で、体も心も手当てできる小さな鍋やスープがおすすめ。よくある症状別に、料理研究家のコウ静子さんにレシピを教えていただきました。今回は乾燥しやすく、せきがでやすい時季にぴったり。「れんこんのポタージュ粥」のレシピです。
【症状:せきが出るときに】
れんこんのポタージュ粥のレシピ
せきが出たら、のどや肺に潤いを与えてくれるれんこんと、弱った体力を回復させる牛乳を合わせて、やさしい味のポタージュに。ごはんを加えて、ほんのりとした甘みやとろみをつけるのが、韓国流。
●材料(2人分)
れんこん…130g
ごはん…30g
牛乳…1カップ
塩…適量
フェンネル、チャービルなどのハーブ…適量
オリーブオイル…適量
●作り方
1.れんこんは2枚だけ薄い半月切りにし(飾り用)、残りを1㎝幅のいちょう切りにして、塩少々を加えた熱湯で4~5分ゆで、ざるに上げて水けをきる。ゆで汁は3/4カップほど残す。
2.1の飾り用以外のれんこん、ごはん、牛乳をミキサーにかけてポタージュ状にする。
3.鍋に2を入れて弱めの中火にかけ、焦げないように木べらで混ぜながら煮る。1のゆで汁を、様子を見ながら加え、好みのとろみ加減にする。ふつふつしてきたら火を止め、塩少々で調味する。
4.器によそい、1の飾り用のれんこん、ハーブをのせ、オリーブオイルを垂らす。
このレシピを教えてくれたのは コウ静子さん
コウ静子さん
cooking & styling: Shizuko Koh photograph: Yumiko Miyahama text: Kaori Akiyama web edit & text : Liniere.jp
リンネル2021年3月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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