HEALTH
:【風邪を早く治すコツ】長引かせずに体力を回復する6つの対処法
HEALTH
:本格的な冬の寒さ到来。体調を崩してしまったときに肝心なのが、正しい対処法です。風邪の諸症状は、治るために必要なこと。体力を回復させるための工夫をしましょう。All About 「家庭の医学」ガイドの清益功浩先生にお話をお聞きしました。
風邪をひいたら「無理をせず、早めの対処」が回復への近道に
かかってしまったときは、早めの対応を。「発熱やせき、鼻水などの症状は、ウイルスを排除するために必要。体を充分に休ませ、症状が辛い場合は薬で和らげて、効果的な食べ物を取り、発熱による発汗などから起こる脱水にも注意しながら、体力を温存することが、元気に回復する近道です」(清益功浩先生)
風邪の対処法 #01
風邪をひいたら体温を上げたほうがよい?
ウイルス感染した体は、免疫細胞を活性化させるため、自然と体温を上げようとします。発熱は、ウイルスを体外に排出するために大切です。
解熱剤はどう使う?
無理に熱は下げなくてOK。熱のために水分が取れない、食欲がないなどの状況が続いた場合、体力の消耗を避けるため、使うこともあります。
風邪の対処法 #02
冷却シートを貼る場所間違っていない?
風邪の対処法 #03
風邪のときに食べるものは?
水分・塩分をしっかりとる
風邪の対処法 #04
入浴は基本OK! でも水分補給を
風邪の対処法 #05
インフルエンザも対処は基本的に風邪と同じ
インフルエンザもウイルス感染症なので、免疫力で治すもの。風邪と同じ対処法でよいでしょう。タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスが増えるのを抑え、解熱までの期間を短くしたいときに。発症48時間以内でないと効果はありません。
風邪の対処法 #06
長引く風邪はただの風邪じゃないかも
教えてくれたのは……清益功浩先生
All About 「家庭の医学」ガイド。医学博士。日本小児科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医・指導医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。All About「家庭の医学」ガイドとしても活躍。
https://allabout.co.jp/gm/gp/62/
illustration:Kayo Yamaguchi text:Kaori Akiyama web edit:Riho Abe
リンネル2019年2月号より
※イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
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