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【脳が若返る8つのこと:前編】白髪は染めたほうがいい!? 今すぐできるアイデアを脳科学者に聞きました 【脳が若返る8つのこと:前編】白髪は染めたほうがいい!? 今すぐできるアイデアを脳科学者に聞きました

【習慣3】“若返り遺伝子”を活性化させる、7つの栄養素をとる

若返り遺伝子とも呼ばれる「サーチュイン遺伝子」を活性化させると老化がゆるやかに。従来は、食事制限でサーチュイン遺伝子が活性化されると広く知られていましたが、筋力が落ちるなどのデメリットが。食べることでサーチュイン遺伝子が活性化する7つの栄養素が注目されています。

<ナイアシン>
サーチュイン遺伝子を強く活性化させる栄養素。特にかつおぶしに多く、そのほか、マイタケ、たらこにも含まれます。

<エラグ酸>
ポリフェノールの一種で、イチゴやブラックベリー、ブルーベリー、ザクロなどに豊富。美白効果もあります。

<レスベラトロール>
ポリフェノールの一種。ただし、サーチュイン遺伝子を活性化させるには毎日10Lほどの赤ワインが必要なので、サプリメントで摂取を。

<プテロスチルベン>
ブルーベリー、オメガ3系の油、青魚、マグロのトロなどに含まれますが、これも大量に必要なのでサプリメントでとるのがおすすめ。

<EPA DHA>
サバやアジなどの青魚、オメガ3系の油、ウナギ、あん肝などに含まれます。1日に5gの摂取が必要。サバの水煮缶などが手軽です。

<ビタミンC>
1日1g(1000mg)とると、サーチュイン遺伝子を活性化できます。ビタミンC含有量が断然多いアセロラ(ゆずの10倍以上)がおすすめ。

<ビタミンD>
キノコ類に含まれるビタミンD2、しらす干し、いくら、ウナギなどに含まれるビタミンD3があります。特にD3は若返り遺伝子活性化に効果が。


【習慣4】白髪はこまめに染めるなど、見た目を若々しく保つ

アメリカの実験で、高齢者が22年前の内装の部屋で当時の自分になりきって生活をしたら、視力がアップし、見た目も若々しくなったというものがあります。また、若く見えるようヘアサロンでカラーリングをしたところ、血圧が下がったという実験結果も。若作りは脳内のイメージを変化させて、生理反応にも影響を与え、健康になるという効果が。見た目を若々しく保ち、「自分は若い」と本気で思うだけで、脳も心も若くなります。

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illustration:Naomi Mori text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2023年9月号より
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