HEALTH
:【SNS疲れ感じていませんか?】 「大切なのは、情報の多さに振り回されず、想像力と自分の軸を持つこと」
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わたしたちの生活にすっかり欠かせなくなったSNS。便利な半面、なんだか不安になったり疲れてしまったりすることも。そんなモヤモヤを解消し、上手く付き合う心得を心理カウンセラーの浮世満理子先生に伺いました。SNS疲れをぜひ参考にしてみてくださいね。
お話を聞いたのは……浮世満理子先生

SNSは選択する時代。目的を考えて使いましょう。
心理カウンセラーとして多くの悩みに向き合い続ける浮世先生。SNSによる疲れや不安をなくすために、上手な使い方を教えてもらいました。

浮世先生はさらに、「これからはSNSも選択する時代」と断言。
「SNSには情報を得るツールとしての側面と、発信するツールとしての側面があります。
たとえば『X』は、電車の遅延などアクシデントがあったときの情報はニュースよりも速い。そのぶん判断が速くできるというメリットがあります。
ただ、残念ながらフェイクも多い。スピードを優先して情報収集するときは、『フェイクかもしれない』という心づもりで使わないと、思わぬトラブルに繋がることも。実際知人は、コロナ禍で間違った医療情報をよかれと思って拡散してしまい、それがフェイクだと知ったときにとてもショックを受けていました。みんながしているからといってやみくもに使うのではなく、自分にとってなにがプラスなのかを考えて、賢く使ってほしいです」

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text:Nahoko Morimoto illustration:Naoko Sacai
リンネル2024年12月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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「対面と違ってSNSは情報が少ないため、どうしてもひとつの言葉に引っ張られがち。断片的な一部だけを見て意見を言うので、そもそも誤解が生じやすいツールです。しかも匿名である見ず知らずの人からの言葉は防ぎようがありません。特に不特定多数の人に向けて発信する『X』は、主に知らない人同士のコミュニケーションツール。誤解が誤解を生んで攻撃的になったり、誹謗中傷に発展したりするケースも見受けられます」