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【3つのHSPタイプと適職診断】自分の特性と繊細さを生かす職業と働き方は? 【3つのHSPタイプと適職診断】自分の特性と繊細さを生かす職業と働き方は?

近年、有名人の公表などを機に、注目を浴びるHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)。生まれ持った気質ですが、まだまだ世の中に認識されず、敏感さをわがままや甘えと思われてしまうことも。特に仕事で独り立ちを求められるようになる30代以降、職場で困難を感じる人が増え、転職を繰り返している人も多いそう。ですが、敏感さは強みになります。「働き方」の視点から、HSPをひもといていきます。

目次
【3つのHSPタイプと適職診断】自分の特性と繊細さを生かす職業と働き方は?
  1. HSPについて教えてくれた 皆川公美子先生 profile
  2. HSPってこんな気質を持つ人
  3. あなたはどのタイプ? HSPの強み3タイプ

HSPについて教えてくれた
皆川公美子先生 profile

皆川公美子先生
国家資格キャリアコンサルタント。6500人以上のHSPの相談にのっており、自身もHSP。2018年より HSPが生きづらさを解消していきいき働くためのセミナーや、長期プログラムを開催。

HSPってこんな気質を持つ人

❶刺激を過剰に受ける、 疲れやすい
人混みや大きな音が苦手/飲み会の後はどっと疲れる/子どもの泣き声が苦手/上司のささいな注意を忘れられない/静かな時間が必要。

❷ちょっとしたことに気づく=敏感な察知力
冷蔵庫や時計の小さな音が気になる/文章のフォントの違いや行間のずれが気になる/物の置き場所や人の外見の変化にすぐに気づく。

❸深く考え、深く処理する =深い処理
興味があることを深く掘り下げる/お世辞や嘲笑などを見抜く/何かを始めるまでに深く考え観察するので、時間がかかる。

❹感情反応が強く、共感力が高い=情動伝染
人が怒られていると自分のことのように感じる/悲しい物語に感情移入してしまう/同僚のちょっとした態度で、機嫌がわかる。

「ほかの人とは、感じ方や受ける刺激のキャパシティが違うHSPは、それを弱みと感じる場合が多いかもしれません。しかし、“深く感じる”“深く考えて情報を処理する”という特質は、仕事をしていくうえで強みにもなるのです。HSPといっても多様なので、まずは自分がどんな強みを持っているのかを知り、仕事や暮らしに生かすきっかけをつかんでください」(皆川先生)

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