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:編集ライター・仁田ときこさんの暮らし 海近くへの引っ越しがくれたのは、前向きな心
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「私らしさ」を探して、家や環境、インテリアを変えたら、もっと毎日が豊かに、心地よくなった――。暮らし方や考え方も変わったという方たちの住まいを訪ねました。今回は気持ちのよい海辺で暮らす編集ライター・仁田ときこさんにお話を伺いました。
編集ライター・仁田ときこさんの暮らし 海近くへの引っ越しがくれたのは、前向きな心
築10年の戸建てを
シンプルにリノベーション
自然を感じられる環境で子育てしたいと、都内から葉山へ引っ越しをした仁田さん。長く探していたエリアで築10年の一軒家が売りに出たため、すぐに購入。間取りは大きくは変えずに、壁、床を塗り替え、水まわりに手を加え最低限のリノベーションをしたとか。
「すぐ裏が山で、海まで10分。葉山に来てから、ここまで子どもの様子が変わるのかと驚いています」
以前は室内でゲームをすることが多かった兄弟は、 近所の子どもたちと連れ立って海遊び三昧。 食べられる野草なども教えてもらい、実をつけた枝をお土産に拾って帰ってきては「飾って」と言うそう。「たくさんあったゲームやおもちゃが必要なくなったんです」
そして、仁田さん自身にも大きな変化が。都内への電車移動中にパソコン仕事を終わらせる、と決めて逆に集中力が上がったとか。「前は仕事から帰ってきて料理をする気力もなかったんですけど、今は楽しくて」
負担だと感じていた買い物も、近所においしい生ハムを量り売りしてくれるグロッサリーストアや新鮮な地元の野菜・魚の青空市があることで楽しくなり、子どもたちにとってもイベントのようになりました。
「年末、クリスマス会で20人以上の親子が遊びにきたんです。息子たちも楽しそうで。前はそんなスペースも、受け入れる余裕もなかった。海と山があっておおらかな場所が持つ力のおかげかな」
HOUSE DATA
神奈川県三浦/戸建て
築年数10年
130㎡/4人暮らし
(※データ、記事の内容は取材当時のものです)
自然の近くで暮らす
開放的なインテリア

2階には、キッチン、ダイニング、リビングがワンフロアに。キッチンはもともとあったシステムキッチンを、長く使ううちに味が出てくるモルタルの塗料で塗装してもらいました。

2階のダイニングテーブルのそばにあるデスクスペース。仁田さんが料理をしている間に子どもたちはここで宿題をします。右側のデスクトップパソコンは、仁田さんの仕事用。

1階玄関を開けると子ども部屋が。壁など作らずあえてオープンに。2段ベッドがうれしくて子どもだけで寝るようになったとか。階段付きのベッドは「クスクス4」のもの。

玄関のすぐ左手にはバスルームに続くドアが。「どろどろで帰ってきてもいいように、廊下を経由しないでお風呂に入れるようにしました」


海岸を散歩するのが日課。「海へ行きたいから家事も仕事も集中してがんばれる(笑)」。歩いていると頭がすっきりして前向きになれるとか。

仁田ときこさんPROFILE
衣食住をテーマにさまざまな媒体で執筆するライター。趣味は普段の暮らしに薬膳を取り入れること。男児二人を育てる母。
仁田さんのVlog暮らしのルーティン動画はこちら!
photograph:Yuta Seki text:Tomoko Yanagisawa web edit:Masako Serizawa
リンネル2020年4月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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