LIFESTYLE
:【女子旅 千葉県】KURKKU FIELDSに「地中図書館」が近日オープン。土の中で本と向き合える非日常の空間
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:千葉県木更津市にあるサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS」(クルックフィールズ)内に、中村拓志さん(NAP 建築設計事務所)の設計による「地中図書館」が2月16日(木)オープン。命の手触りを感じ、自然をリアルに体験できる「非日常」の場所で、本とじっくり向き合ってみませんか。
広大な土地で生まれる、自然と人の営みの新たなかたち
KURKKU FIELDSは、「育てる・作る・食べる・循環する」といった “ひとが本質的に生きる心地よさと喜び” を感じる場所を目指し、約30ha という広大な土地を10 年前からゆっくりとすこしずつ育ててきました。昨年秋には宿泊施設 “創る暮らしを体感するvilla”「cocoon」がオープンし、自然と生物と人の営みに新たなかたちが生まれています。
春夏秋冬の光や風を感じ、農作物を育て、生き物と触れ合う。
都市部の生活からすると、命の手触りを感じ、自然をリアルに体験できる「非日常」の空間が広がっています。
「非日常」の解放感を存分に味わうときのお供として、ここでの体験を、想像力の働きや深い思考へとつなげるものとして。立ち上げ当初から本を重要視し、この場所にあった本との向き合い方を考え続けてきたとのこと。
木や草花が生い茂る土の下、思いがけない空間と本たちに出会う
図書館のホール側から入り口を見ると、その先にKURKKU FIELDS の中心であるマザーポンドが。
新たにオープンする「地中図書館」は、その名の通り、木や草花が生い茂る土の下に、ひっそりと隠されたように存在します。
すり鉢状の特徴的な形をした土地の中腹に、大地にそびえ立つのではなく、洞窟のように横たわる空間。ここを訪れる人々は、KURKKU FIELDSをさまよう中で、突如地中へ滑り込む入口を見つけ、思いがけない空間と本たちに出会うことになります。
土の中の微生物と共生して植物や野菜が成長するように、地中に潜り込んで本と出会い、知を蓄え想像する力を養う空間。これまでにない体験ができそうです。
オープン時に並ぶ本は約3000 冊(最大収容可能数は約8000 冊)。自然や農的な暮らしに関するものを中心に、詩、哲学、歴史、宗教、科学や経済にも独自の広がりやつながりが感じられる選書に。
本棚の間を抜けると、天井から優しい光が差し込む円形のホールが現れます
白いラウンドテーブルとソファの小部屋
本棚に囲まれた一人用ソファ
落ち着く書斎スペースも
KURKKU FIELDS 地中図書館
【所在地】千葉県木更津市矢那2503 KURKKU FIELDS
【オープン日】2023年2月16日(木)
【開館時間】12:00 - 17:00
【休館日】火、水
【入館方法】事前予約制(KURKKU FIELDS メンバー限定)、入館料無料
【蔵書数】約3000 冊(オープン時)
edit & text : Liniere.jp
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