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特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

【女子旅 岡山県】おしゃれな観光列車 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)に乗って備前の自然と美食と文化を満喫(前編) 【女子旅 岡山県】おしゃれな観光列車 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)に乗って備前の自然と美食と文化を満喫(前編)

特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

美しい瀬戸内の海に面し、温暖な気候と恵まれた風土をもつ岡山県。今回は、そんな岡山の中でもアクセスがよく、文化的にも重要なスポットである備前エリアの魅力を体験できるプレスツアーに、リンネル編集部員が参加してきました! レトロでおしゃれな観光列車 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)の楽しみ方と共にお届けします。

目次
【女子旅 岡山県】おしゃれな観光列車 La Malle de Bois-ラ・マル・ド・ボァ-に乗って備前の自然と美食と文化を満喫(前編)
  1. 旅の移動時間を優雅に彩るLa Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)
  2. 牡蠣好き必見! 日生の牡蠣たっぷりお好み焼き「カキオコ」
  3. 宇野駅の周辺でちょっと変わったアートを堪能
  4. 宇野港に来たら絶対食べたい! 「おまち堂」の贅沢かき氷
  5. 海を見渡せるパワースポット・王子が岳でリフレッシュ

旅の移動時間を優雅に彩るLa Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)

La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)は、岡山駅から宇野・三原・日生・琴平の4方面へ、瀬戸内エリアを旅する観光列車。土・日・祝日を中心とした運行であり、週ごとに行き先が変わります。それぞれ列車の先頭部に取り付けられているヘッドマークが異なるので注目してみてください(写真は岡山駅~日生駅を走るラ・マル備前長船)。

La Malle de Boisとは、フランス語で「木製の旅行かばん」という意味。車窓をカバンに見立てた装飾がされていたり、車体に旅にまつわる絵柄や言葉があしらわれていたりと、旅心をくすぐるワクワクするようなデザインです。
ホテルのような高級感のあるフローリングデッキを使ったレトロモダンな内装。座席は全車グリーン車指定席で、リクライニングシートとカウンター席があります。
カウンター上には旅や瀬戸内にまつわる本や絵本が置かれているので、子連れ旅やひとり旅にもおすすめ。落ち着いた空間でゆっくりとした時間を過ごせます。
車内には旅をイメージするアート作品がたくさん。たとえば、こちらは蓮沼 昌宏氏による『連絡船の物語』。アニメーションの起源とも言える“キノーラ”と呼ばれる19世紀に開発された機械をもとにした作品で、上のつまみを回してパラパラ漫画のように楽しむことができます。

車内ではほかにもグッズの販売や地ビールや瀬戸内れもんチューハイなどのお酒、白桃ネクター、おつまみにおやつなどご当地のものも充実。フリーWi-Fiも使用可能です。また、要予約ですがLa Malle de Boisには自転車を4台積み込めるスペースも用意。無料で使用できるので、自転車旅にもうってつけです。

La Malle de Bois (ラ・マル・ド・ボァ)
※料金・時刻表、チケット予約などはこちら


牡蠣好き必見! 日生の牡蠣たっぷりお好み焼き「カキオコ」

県内屈指の牡蠣の水揚げで知られる漁師町、日生。ここには「カキオコストリート」と呼ばれる通りがあり、牡蠣入りお好み焼き=「カキオコ」を食べることができます。漁師の奥さんたちが小さな牡蠣や傷んだ牡蠣をお好み焼きに入れて食べたのが始まりだそう。トロトロの生地に山盛りの千切りキャベツと牡蠣をたっぷりのせて、アツアツの鉄板で焼き上げます。

粗めに切ったキャベツの上に山のように牡蠣が…!目の前の鉄板で焼いてるところを見るのも楽しい。
日生で水揚げされた新鮮な牡蠣なので、焼いても縮まないプリプリ食感。瀬戸内海のミネラルをいっぱい含んだ牡蠣たっぷりの、ここでしか食べられない「カキオコ」。日生に立ち寄った際はぜひ食べてみてください!

お好み焼オレンジハウス

[月~水・金~日]
11:00~15:00
16:00~20:00(L.O)

定休日 木曜日

TEL 0869-72-0914
岡山県備前市日生町日生241-103
JR日生駅から徒歩5分


宇野駅の周辺でちょっと変わったアートを堪能

©JR宇野みなと線アートプロジェクト/エステル・ストッカー

本州から島々への玄関口となる宇野港がある玉野市、宇野駅の周辺は、実はちょっとしたアートスポット。まず、モノトーンに彩られたスタイリッシュな駅舎がお出迎え。この宇野駅舎は、「宇野みなと線アートプロジェクト」でイタリアの画家、エステル・ストッカー氏により装飾されたアート作品です。

©終点の先へ/小沢敦志

アートレンタサイクル
9:00~17:00(最終受付16:00)
料金 600円
※前日12:00までに電話にて要予約
TEL 0863-21-3546(玉野観光案内所)
岡山県玉野市築港1-7352-4

JR宇野駅から徒歩2分

続いて目を引いたのが、シーサイドパーク内に設置された大きな彫刻「愛の女神像」。インドの彫刻家、ドルヴァ・ミストリー氏の作品で、森の妖精をイメージして作られたそう。下から吹き上げるミストが幻想的です。「おしりをタッチすると恋が叶う」なんて話もあるとか。
©宇野のチヌ/淀川テクニック

宇野港をバックにひと際存在感を放っているのは、「宇野のチヌ」と親しまれる宇野のシンボル的存在である魚のオブジェ。宇野港の周辺で採取した漂流ゴミや廃棄品を使って制作されました。よく見ると傘やらジョーロやらヘルメットやら…。隣にある「コチヌ」は2016年に新たに制作されたもので、頭からお尻へ抜ける滑り台になっています。


宇野港に来たら絶対食べたい! 「おまち堂」の贅沢かき氷

宇野港に来たら食べておきたいのが、人気かき氷店・おまち堂のフルーツ盛りだくさんのかき氷! 年中通して営業しているので、冬でも旬のフルーツかき氷を求めて来る人が多いのだとか。(写真は「白桃ミルミルク」)

美味しさの決め手は、惜しみなく盛られた新鮮な旬のフルーツと、おまち堂特製のミルクシロップ、「ミルミルクシロップ」。練乳よりもさらっとしていて氷に馴染むので、舌触りがなめらか。甘すぎずコクもあるので、氷がとけてもおいしい!(写真は「シャインマスカットミルミルク」)

おまち堂 本店

[月〜金]
11:00~17:00
[土・日]
10:00~17:30

定休日 水曜日

TEL 080-1914-0301
岡山県玉野市築港1-1-4
JR宇野駅より徒歩10分


海を見渡せるパワースポット・王子が岳でリフレッシュ

お腹が満たされたらハイキングへ。玉野市と倉敷市にまたがる王子が岳は、瀬戸内海と瀬戸大橋の全景が同時に望める隠れたビュースポットです。20分ほど歩くだけで絶景を拝むことができるので、体力に自信がない方でもトライしてみてほしいところ。

ビュースポットにたどり着くまで、軽い山道を20分ほど歩きます。山道を登る途中には休憩スポットもたくさんあるので安心。ただ、休んでるのは人間だけじゃないかも…?
こちらは「にこにこ岩」。王子が岳はユニークな巨岩や奇岩も魅力のひとつ。道中にゴロゴロ転がっている岩の存在感、自然の造形美に圧倒されながらの散歩を楽しむことができます。

頂上まで登ったらこの絶景! 天気がよければ遠くの四国連山までくっきり。日没の時間帯に合わせて行けば沈んでいくきれいな夕日も望むことができます(ただし山道はほとんど電気がないので帰り道は気を付けて!)。

王子が岳

TEL 0863-33-5005(玉野市商工観光課)
岡山県玉野市渋川4丁目
瀬戸中央自動車道児島ICから約30分
JR岡山駅から渋川行き特急バス約70分
渋川下車タクシー約10分
または徒歩約60分

今回は観光列車 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)沿線で楽しめる注目スポットをご紹介しました。次回も引き続き、奥深い備前エリアの魅力を深堀していきます!

>>暮らすように心地いい、リンネル女子旅特集をもっと見る↗

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edit & text:Liniere.jp
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