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【内田彩仍さん連載:明日もいい日になりますように】 「第22回 太宰府天満宮参詣と参道での楽しみ」 【内田彩仍さん連載:明日もいい日になりますように】 「第22回 太宰府天満宮参詣と参道での楽しみ」

内田 彩仍
連載 #明日もいい日になりますように

丁寧な暮らしぶりやセンス溢れる素敵な着こなしで人気を集める内田彩仍さん。日々のなかで内田さんが見つけた小さな幸せや、暮らしの工夫をお届けします。今月新刊を発売した内田さん。校了を終えたあと、福岡の太宰府天満宮を毎年参詣しているそうで、参道にあるお気に入りのお店とともに紹介していただきました。「明日もいい日になりそう」と、皆さまが穏やかに前を向けますように。

内田彩仍さん Profile

内田彩仍さん
福岡県在住。夫と愛猫そらと暮らす。雑誌などで紹介される丁寧でセンスのある暮らしぶりが人気。 『内田彩仍さんと作った 白のキャンバストートバッグBOOK』(宝島社)、『幸せな心持ち』(主婦と生活社)など著書多数。 新刊『衣食住、暮らしに寄り添うもの選び』(集英社)が発売中。

朝夕は冷え込むようになり、日中も庭へ出て落ち葉掃きをしていると、秋を感じるようになりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
10月25日に新刊『衣食住、暮らしに寄り添うもの選び』が発売になりました。
日々の暮らしを支えてくれている頼りにしているものや、出合った時にいとおしく感じて長く使い続けているもの。歳を重ねてこれまでとは選ぶ基準が変わってきた暮らしのなかでのもの選びなど、ものにまつわる日常を綴っています。

発売日の数日前に我が家に届いた新刊。チャビットでご予約してくださった本にサインをさせていただきました。
並んだ本を眺めながら、この本の表紙の色合いと質感がしっとりとして好きだなあと。装丁は葉田いづみさん。素敵な装丁、ありがとうございます。
昨年から1年かけて作った本。どうぞよろしければご覧くださいませ。

本の校了を迎えてから発売日までひと月ほどあるのですが、毎年のことながら「これでよかったのだろうか」とあれこれ考えてしまうからかちょっと心許なくて、ここ10年ほどは校了を終えるたびに福岡県にある太宰府天満宮を参詣しています。

学問の神様として知られる太宰府天満宮。
私にとって本づくりは、自分と向き合いながら進めるうちに、様々なことを調べたり学んだりすることがたくさんあって、日々勉強だなと感じることが多いのです。
それで、「皆さまのお手元に無事届きますように」との願いと、今年も学ばせていただいたお礼を込めて、神聖なこの場所を訪れました。

御本殿が124年ぶりの改修中とあって、緑で覆われた屋根が印象的な仮殿での参拝に。
昨年訪れたときよりも屋根上の草木が繁り、周りの木々と繋がっているようにも見えて、とても素敵でした。

毎年12月にも参詣するので、いつもこの時期には何も手にしないのですが、今年はこの10月に節目の誕生日を迎えたこともあり、門内の天開稲荷社授与所で赤い掛け紐で色合いが鮮やかな大入守を受けて帰りました。

帰ってからよく見てみると、封緘のシールが小判形だったり、しおりが入っていたり細部もかわいくて、友人にもいただいてくればよかったと思いました。また12月に伺った際に受けてこようと思います。

伺った日は過ごしやすい陽気で緑に包まれた境内を散策しながら、小心者の私のざわついた気持ちも少し和らいだ気がします。

帰りに持ち帰った太宰府自慢という冊子。ページをめくると伺いたい場所がたくさん載っていて、12月に訪れたらまたご報告しますね。

参詣するたびに心落ち着く太宰府天満宮。ぜひ訪れてみてくださいませ。

インフォメーション

太宰府天満宮
https://www.dazaifutenmangu.or.jp

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