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:フラワースタイリスト・チーコさんに教わる、花を心地よく飾るアイデア
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水の量は? 飾る場所は? 元気がなくなったら? いざ飾ろうとしたら、意外とわからないことがあるかも。花を長持ちさせ、心地よく飾るためには、ちょっとした工夫が必要。知っておくと便利な7つのアイデアをご紹介します。
フラワースタイリスト・チーコさんに教わる、花を心地よく飾るアイデア
教えていただいたのは……チーコさん

PROFILE
世田谷代田駅と下北沢駅のちょうど間にある花屋「Forager(フォレジャー)」店主。ささやかだけれど、日々にやさしく寄り添う草花の提案をしている。
store:東京都世田谷区代田 5-1-16
Instagram:forager_tokyo
①花瓶を清潔に保つ

花は生き物です。だから綺麗な水で生けてあげることが一番大事。いくら水を変えても花瓶が汚れていては元も子もありません。常に花瓶は清潔に、こまめに洗いましょう。
②適切な水の量を知る

花瓶に8割の深水はハーブやバラに適しています。ヒヤシンスなどの球根もたくさん水を吸うので深水で。逆に茎がとろけやすいガーベラやカラーなどは2割ほどの浅水で。
③直射日光を避ける

直射日光に当ててしまうと花瓶の水の温度が上昇し、バクテリアが増えてしまいます。また、エアコンの風が直接当たるところもNG。風通しのよい明るい場所で楽しんで。
④花の手入れをする

花は愛でるもの。なので傷んだ葉や花は切り落としてOK。躊躇するかもしれませんが、傷んだ部分の根本から切って美しくないところは整えてあげることも大切です。
⑤生けかえるときは茎を2cmカット

水を変え、花を生けかえるときには、茎を下から2cmほどカットしましょう。バクテリアなどで詰まってしまった部分を切り落とすことで、吸水力を取り戻します。
⑥しおれてしまったら新聞紙で巻く

新聞紙で巻いて切り戻しをし、深水につけてあげることで、しおれてしまった花は蘇生します。寸胴の花器などに入れてもたげた花を支えてあげると、上を向くように。
⑦花瓶との相性を知る
【基本の3形】

細口で背が高いもの、上から見下ろして丸っこいもの、壁に掛けられる薄いもの。まずこの3種で茎が立ち上がりやすい花を楽しんでみて。
【慣れてきたら広口も】

慣れてきたら広口に挑戦。バランスを取るのは難しいかもしれませんが、さまざまな種類や数に対応できます。
flower styling:Chi-ko[Forager] photograph:Kousuke Matsuki text:Shoko Matsumoto web edit:Masako Serizawa
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2018年3月号より
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