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:【元呉服屋の浴衣アレンジアイデア3選】 手持ちの浴衣にひと工夫で、一気にこなれる! 気軽で楽しいアップデート術
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こんにちは。元呉服屋で毎日着物生活をしていた、暮らし部エディターのrinaです。
今年も浴衣の季節がやってきましたね。着物好きの私としては、お祭りやビアガーデンなど、街に夏着物や浴衣など和服の方が溢れるこの季節が大好き!
でも、浴衣って年に何度着ていますか? もし一度だけなのだとしたら、ちょっぴりもったいない。
今回は、今持っている浴衣に飽きた、買った当時の組み合わせが似合わなくなってきた、あるいはもう少しオリジナリティを出して楽しみたい! そんな方におすすめな、浴衣アレンジのアイデアをいくつかご紹介します。
IDEA
1
帯周りアイテムをプラスして
個性を出しつつスタイルアップ

三分紐(さんぶひも)と蜻蛉玉の帯留合わせ
紺地の浴衣にオレンジの帯と浴衣らしいビビッドな組み合わせでも、三分紐(帯留を通すための組紐)と帯留が入ることですっきりとした印象に。帯締め単体や浴衣用の丸い組紐を合わせるのもいいですが、三分紐と帯留は組み合わせの自由度が高く、印象をガラッと変えられるので特におすすめです。
よくあるセットものの浴衣は、黒の浴衣に赤の帯、水色の浴衣に黄色の帯というようにビビッドな色合わせになっていることが多いですよね。祭りなど夜に出歩く前提なのではっきりとした色は華やかで美しく、それこそ夏らしい特別感がありますが、どうしても「可愛らしさ」が勝ってしまいがち。帯にラインを入れることで着物風になり大人っぽくなるほか、ウエストマークによって見る人の目線が上がりスタイルアップが叶います。

帯留の代わりにブローチでも◎
着物のアイテムを購入するハードルが高ければ、写真のように紐にブローチをつけるのはいかがでしょうか。手芸屋さんで購入した真田紐2本をクロスさせ、そこに祖母から譲り受けた珊瑚のブローチをつけました。ブローチを帯留に加工するパーツなどもありますが、安全ピンの隙間に紐を通すだけでもOK。ものによっては向きを整えるのが難しかったり、ピンが歪んでいて針が帯に刺さりやすかったりするので、そこだけご注意ください。

一番楽ちん。ベルト合わせも意外とかわいい。
散策やカフェ巡りといったカジュアルな場面や足元をサンダルにしたいときは、ベルトを合わせることも多いです。バッグや小物も、素材や色味を合わせて全体の雰囲気を整えるのがポイント。ベルトやサンダルに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、歩きやすいので本当におすすめですよ。心地よい暮らしの先にある着物を研究中の私としては、体と心がリラックスできる状態で着ることが最優先事項。肩の力は抜いていきましょう。
IDEA
2
帯結びを粋なものにしてみる

吉弥結び(きちやむすび)
大人の女性に一番おすすめしたい吉弥結び。とても簡単なのにこなれた雰囲気にしてくれます。ぎゅっと結ばない帯結びなので、麻などのシワができやすい帯の時もおすすめ。また定番の文庫結び(リボンの形の結び)などと比べると膨らみがないので、ビアガーデンや観劇のほか車での移動などにも最適です。着物にも合わせられる結び方なので、着物に興味が出てきた方もぜひ覚えてみてください。

二筋太鼓(ふたすじだいこ)
着物風に着たいなら二筋太鼓という結び方もおすすめ。半幅帯を2枚並べて横に幅を出すことでまるで名古屋帯のような見た目に。裏表で色柄の異なる半幅帯なら、それぞれの面が見えるように結ぶのもかわいいですよ。帯枕を入れてふっくらしてもよし、帯枕を抜いてぺたんこにしてもよし。帯を綺麗に並べす真ん中に隙間を開けてゆったりとした形にしてもよし。どれも正解です。カジュアルな場面の着物って意外と大らかなんですよ。
今はYouTubeなどでも帯結びを学べる時代。一つでいいので文庫結び以外の結び方を覚えると浴衣の楽しみがグッと広がります。
IDEA
3
半衿付きの肌着でまるで着物な着姿に

着物用の衿がついてる肌着。「衿つき 肌着」などで検索するといろいろと出てくる。
着物では、肌着と着物の間に半衿のついた長襦袢を重ねます。しかし夏の長襦袢は暑い。そんなわけで散策やカフェ巡りといったカジュアルな場では、半衿付きの肌着を着用しています。袖部分が浴衣のサイズに左右されない筒袖のものがおすすめ。
衿芯を入れられるので衿を綺麗に見せるために浴衣の下にぴったり重ねるのも◎。浴衣をずらして衿元を見せればまるで着物な着姿になります。きれいに衿を出すには練習が必要ですが、慣れれば着物へのハードルも下がりますし、ぜひトライしてみてほしい…! 私は楽を優先したい日は夏着物の下にも着ています。夏の救世主です。

衿が出るとまるで着物。
手持ちの浴衣も少しの工夫で
もっともっと楽しめる
いかがでしたか? せっかく購入した浴衣。毎年新しいものが欲しくなるとはいえ、持っている浴衣も活かしていきたい。だったら、年に一度じゃもったいないですよね! なんて、今回はいつもよりも興奮気味に書かせていただきました。なぜなら、もっともっとみんなの浴衣姿が見たいから。
着方や組み合わせを工夫すれば、同じ浴衣でも違う雰囲気で楽しめます。この記事が、肩の力を抜いて自由に浴衣や着物を楽しむきっかけとなりますように。日本の風情に触れて、美しい夏を楽しみましょう。
リンネル暮らし部エディター・
rinaさん

どんなときでも自分の好きを大切に。元呉服屋で毎日着物生活。転職後は「暮らしの先にある着物」を求めて、美味しく愉快で心地のよい生活を日々研究中。リンネル暮らし部エディターとしてブログを発信中。
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