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特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

【女子旅 台湾】 台北の下町さんぽと、現地のおうち訪問:エッセイスト柳沢小実さんの台湾旅行記 第6話 【女子旅 台湾】 台北の下町さんぽと、現地のおうち訪問:エッセイスト柳沢小実さんの台湾旅行記 第6話

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連載 #柳沢小実さんのお散歩するようなゆるり旅

親子三人で住む家へ

親子三人で住む家へ

食後に二人のご自宅へ。以前の家と現在の家にお邪魔したことがあって、その変化の様子も見てきました。現在の家は賃貸物件で台所と床をリノベーションして、この秋で5年。3年半前に伺ったときは家具をひとつずつ揃えている段階でしたが、すっかりインテリアも完成して、前よりも小物が増えた印象です(それでもスッキリしてる!)。

インテリアのテーマは……フリースタイル

「インテリアのテーマは……フリースタイルでしょうか。台湾芸術大学の学生だった頃に北欧デザインを好きになって、家具類はヴィンテージを扱うインテリアショップで購入しました。日本を訪れて集めた古本や小物、友人からもらったものや捨てられていたものも、自分たちがよいと思ったら手入れをして部屋に取り入れています。自分たちが好きなものと、それを楽しめるすごし方を大切にしています。

正面の壁の看板は古い食堂のメニュー表で、ピーターの実家の近くに捨てられていたのを持ち帰って飾りました。遊びに来た友人はみな、このメニュー表を見て笑います。『この頃の値段は安い!』『お腹すいたー!』と、食べたいものをオーダーされたりするんです」

使用頻度の高いものは、オープン棚に置いて使いやすく
使用頻度の高いものは、オープン棚に置いて使いやすく

台湾で共働きをしている若い人は、ほとんど料理をしない人も多いですが、ピーターも積極的にキッチンに立つので、調理道具と食器が充実しています。二人は初めて会った頃からとびきり仲がよくて自然体で、それはお子さんが生まれても変わらず、協力し合って家事などに取り組んでいます。

「料理はだいたい週に4・5回くらい、主にピーターが担当します。私は朝食やおやつを作ったり、果物や飲み物を用意します。家事分担は平等に半分で、3歳の息子の面倒も二人で見ていますが、だいたい息子が元気すぎて困っています(笑)」

オープンシェルフをクローゼットに。

オープンシェルフをクローゼットに。二人ともナチュラルな服を好んでいて、色のトーンも合っていて乱雑さはゼロ。見せる収納にすると、無意識に整えるので散らかりにくい、という利点もありますね。お手本のようなクローゼットです。

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