FOOD
:「10日間ひたすら酵素玄米だけで心とからだが軽くなった」 モデル・香菜子さんの食のマイルールとは?
FOOD
:仕事や子育てなどで日々忙しく、ストレスを抱える現代人。
そんな中でも、食を通して心と体を整えながら暮らしを楽しむモデルの香菜子さんに、食にまつわるお話や自分との向き合い方について教えてもらいました。
七合食を通して、気持ちや時間に余裕が生まれ、
心もからだも軽くなるのを実感

とらわれていた食から解放され、穏やかに過ごせるように
10日間ひたすら、酵素玄米だけを食べるという「七号食」を実践した香菜子さん。
七号食を通して、普段いかに〝食〞に対して頭や時間や労力をかけているかに気がついたそう。
「一度目は2020年のコロナ禍に夫と、今回が二度目で、娘と一緒に挑戦しました。七号食は玄米であればいくら食べてもOK。これならひもじい思いをしなくて済むということで、やってみることに。
始めてみたら、とにかく玄米だけなので食費がかからないし献立も考えなくていい! これって意外に重要で、『今日何食べよう』『これ食べたいけど子どもは嫌がりそうだな』なんていう思考に、今までずっと縛られていたんだなぁと思ったんです。
七号食ではひとくち食べたら50〜100回かむのですが、そうしていると瞑想に近い状態に。普段瞑想しても雑念ばかりなのに、よくかみながらゆっくりと食べることで自然と自分と向き合えるようになりました。
食事の準備も片付けもラクだし、やることがないからいつもより早くお風呂に入ってゆっくりと湯船に浸かり、ヨガやストレッチをし、早く寝る。朝は便通とともに起きる(笑)。生活の中で気持ち的な余裕と物理的な余裕ができて、心も体もすごく軽くなりました」
がんばりすぎないことが、無理なく続けるコツ
オーガニックじゃなきゃとか、野菜を毎回食べなくてはなど、こだわりすぎないことが大事」と話す香菜子さん。
「工夫することが楽しいので、玄米しか食べられないことをがんばるというより、『玄米でできているものでおいしいものを探そう!』と楽しく変換するようにしています。
七号食中は外食には行けないけど、ウォーキングついでにファミレスに寄って、ルイボスティーや番茶を飲みながらボーッとする時間を作るだけでも楽しいですよ」
KANAKO’S
食のマイルール
□おいしく、楽しく
□そして帳尻が合えばよし!
1. 基本の七合食

香菜子さんが実践した七号食は、圧力鍋で炊いて3~4日 保温しながら発酵させた「酵素玄米」のみを10日間食べるというデトックス法。
一緒に食べてよいのは胡麻塩のみ。飲み物は水やはとむぎ茶など、カテキンやカフェインがないものが基本。
2. 玄米で作られたものならおやつもOK

玄米で作られたものなら間食を食べてもよいというのがルール。
「自然食品のお店で見つけた玄米と胡麻だけで作られたせんべいを、おやつにポリポリ。食べられるおやつを探すのが楽しかったですね」
3. お茶はカフェインレスのものを

七号食のときに飲むお茶は、カテキンとカフェインが入っておらず、なるべく無農薬で国産のものを選びます。
お気に入りは、スッキリとした味わいのよもぎ茶やはとむぎ茶。
4. 適度なストレッチを日課に

七号食中に限らず、普段から無理なく運動するのが日課。
寝る前にヨガやストレッチをしたり、朝ウォーキングしたり。週に一度パーソナルピラティスにも通い中。
5. なんだか肌が明るくなったみたい

七号食を始めたら吹き出物がなくなったなど、肌にも嬉しい変化が。
「いつも見てくれているヘアメイクさんに『何かした? 肌の透明感が違う!』と言われたのも驚きでした」
6. 撮影現場にはおにぎりを持参

仕事の日は現場に玄米おにぎりと、おやつに玄米ポン煎餅や黒胡麻煎餅を持参。
「この日は回復食1日目だったのでだしを取らないみそ汁はOK。みそ玉も持参しみそ汁として一緒に」
7. 11日目からは回復食に

回復食2日目からは野菜が解禁。具だくさんのみそ汁のおいしさに、「野菜が甘いー!」と感動の香菜子さん。 この頃にはいつもの花粉症がラクになっているのも実感したそう。
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photograph:Nao Shimizu text:Nahoko Morimoto
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リンネル2025年7月号
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