いよいよ花粉飛散がピークの時期。今だけ我慢すれば……なんて無理は禁物。暮らしの中でもちょっとしたケアを心がけるだけで、症状は軽くなります。
教えてくれたのは……葉山かどくら耳鼻咽喉科 門倉義幸先生
花粉の接触を減らして症状を少しでも軽減!
お正月から少しずつ始まった花粉の飛散もそろそろピーク。今、症状が最もきつい人も多いのではないでしょうか?
そこで、舌下免疫療法や予防医学に力を入れる「葉山かどくら耳鼻咽喉科」の門倉義幸先生に、花粉症の症状を軽くするための身近なケア方法を教えてもらいます。
「日々の生活で少しでも症状が出ないように工夫することが大切。一番はスギ花粉との接触を避けること。晴れた日や風の強い日は外出をなるべく控え、窓はしっかり閉めておきましょう。花粉が飛ぶ前から予防のため薬を使用すると症状が軽くて済みますが、そこまで重くない人は花粉症の症状が出たタイミングで内服を開始しましょう」
今すぐ実践! 暮らしの中でできる花粉症対策4選
〈対策 1〉
洗濯物は午前中に取り込む
〈対策 2〉
帰宅したら鼻うがい&部屋着に着替える
〈対策 3〉
服装はツルツルしたナイロン素材
〈対策 4〉
早朝ジョギング
点鼻薬のほか、花粉症体質を根本的に改善する治療にも注目!
「花粉症対策としては、一般的な内服液や点鼻薬の治療に加え、根本的にアレルギー体質を改善する舌下免疫療法が浸透してきました。舌下免疫療法は口内にアレルギー原因物質(スギやダニ)を毎日少量摂取する方法で、早い人では3〜6か月で効果が出るうえ、最近では8割の人の症状が改善し、2割が完治するというデータも。5歳から開始できるのでおすすめです」
舌下免疫療法
ステロイド点鼻薬
善玉菌を増やす食事
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text:Tokiko Nitta illustration:Nonoco Shiraishi web edit:Mina Ota
リンネル2020年4月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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