いよいよ風邪、インフルエンザのシーズンが到来しました。体の疲れをしっかり取り、免疫力をアップさせるのに効果的な入浴方法や、睡眠の質と量もこの機会に見直しましょう。免疫力を高める5つの習慣を、医師の石原新菜先生に教えていただきました。
<免疫力を高める、入浴・睡眠ケア #01>
毎日40°Cのお湯に10分間つかり、体温を1°C上げる
寒い冬、しっかり温まろうと熱いお湯に入る……。実はこれ、NGなのだそう。
「42°C以上の高温浴を5分以上続けると交感神経が優位になって心身が緊張してしまいます。ベストな入浴方法は、40°Cのお湯に10分間全身浴すること。体温が約1°C上昇し、適度な水圧で血液やリンパの流れがよくなり免疫力がアップします」(石原先生)
<免疫力を高める、入浴・睡眠ケア #02>
特に疲れているときは、炭酸ガス入りの入浴剤を入れる
「炭酸ガス入りの入浴剤を入れると血中に取り込まれた炭酸ガスが血管を広げ、血流量を増加。温められた血液が全身をしっかりと巡ることにより、疲れが取れやすくなります」(石原先生)
入浴剤がない場合は、2〜3分お湯につかったら手足に冷たいシャワーをかけるという動作を4〜5回繰り返すと、同様の効果が得られます。
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重炭酸イオンがお湯に溶け込み体を芯から温める
中性重炭酸泉がお湯を中性にし、湯中に溶け込んだ重炭酸イオンが持続。疲労回復、冷え性などに効果が。
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<免疫力を高める、入浴・睡眠ケア #03>
ゆっくり湯船につかれないときは、42°Cの足浴かシャワー浴を
「湯船につかる習慣がない、ゆっくりつかる時間がないという人は42°Cの足浴でもOK。しっかり全身が温まります。また、42°Cのシャワーを3分間浴びると免疫力の働きを強化し、乳酸の発生を遅らせることが可能です」(石原先生)
長風呂が好きな人は38〜40°Cのお湯で半身浴を。副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスします。
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