HEALTH
:【今日の一養生 6月29日】湿邪(しつじゃ)や暑邪(しょじゃ)による体の熱を放出しましょう:漢方養生で毎日上々!
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: 
               
              少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。
漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。
山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。
毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。
6月29日
湿邪(しつじゃ)や暑邪(しょじゃ)による体の熱を放出しましょう
体内に熱がこもってきていませんか?
今の季節、体がだるい、ぼーっとしやすい、といった症状の方が増えています。
東洋医学では、高い湿気は湿邪(しつじゃ)として、体の重だるさの原因をつくり、高い気温は暑邪(しょじゃ)として、頭部や体表面の熱感を生じさせると考えられています。
こんなときの対処法のアイデアを本日と明日、お伝えします。
体は重だるいけれど、食欲もあり、体力があるという方は、運動をして、汗から体内の湿邪を放出してしまうことをおすすめします。
サウナの温冷浴も効果的でしょう。
食欲も落ちて、気力もなく弱ってきている方はむやみに汗をかくことはやめましょう。冷たいものを飲むのではなく、体の余分な熱を冷ましてくれる食材をとりましょう。
トマト、きゅうり、ズッキーニ、冬瓜、キウイ、スイカ、豆腐、豚肉、なすなどは、体の余分な熱を取り除き、必要な潤いを補う食材として、喉の渇きなどを緩和してくれるでしょう。
夏はおやつの代わりにきゅうりやトマトをそのまま食べてもよいですね。
ただし、冷蔵庫から取り出したばかりの野菜や果物はキンキンに冷えて消化の負担となるため、なるべく常温にしてから召し上がるのをおすすめします。
体が重だるくて、余計な水分を排出したい方は、とうもろこし、長芋(生)、紫蘇、納豆、ゴーヤ、枝豆、はと麦、小豆などがおすすめです。
普段は上記の食材をあまりとらないという方も、この季節は意識してみてくださいね。
食養生もバランスが大切なので、同じものの過剰摂取には気をつけてくださいね。
今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。
illustration:moxies edit:Nao Yoshida 
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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