HEALTH
:【今日の一養生 7月9日】イライラについての続編。イライラしたらこのツボを刺激しましょう:漢方養生で毎日上々!
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少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。
漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。
山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。
毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。
7月9日
イライラについての続編。イライラしたらこのツボを刺激しましょう
昨日に続いて本日も、イライラを緩和する方法をお伝えさせていただきます。
今日はイライラを抑えるツボについてご紹介します。
イライラを抑えるツボといえば、行間(こうかん)が有名です。
添付のイラストでツボの位置をご確認ください。
足の親指と人差し指の間、水かきのあたり、親指側にある関節を目安にツボを取ります。
まずは、手の指で上下から挟むように摘んでみましょう。
イライラが溜まっているとツーンとした痛みを感じるかもしれません。
指圧やマッサージの仕方は、6月8日の投稿をご参考にしてください。
しばらく刺激してみて、刺激前よりもみぞおちの周辺が温まり、呼吸がしやすくなる感じがしたら、行間はあなたの状態にあっているツボと認識してよいでしょう。
お灸がある方は、ツボを探して、お灸を据えてみてくださいね。
イライラは、睡眠不足や空腹、さみしさなどでも生じる場合があります。
ツボの刺激によって気持ちが切り替わると、よりよい対処法を冷静に考える事ができるかもしれません。
“腹が立つ”という言葉のように、イライラしているときは肝臓周辺が硬く、呼吸も浅くなります。
明日は肝臓と呼吸の関係や、肝臓がどんな働きをする臓器かについて、現代生理学的に整理し、肝への理解を深めていきたいと思います。
今日もよい一日をおすごしください。


PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。
illustration:moxies edit:Nao Yoshida
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