HEALTH
:1日10回からはじめる、基礎体力を上げるスクワットの方法
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スクワットというと「きつい」「膝が痛くなりそう」と思う人も多いでしょう。でも、インナーマッスルと脚の大きな筋肉を同時に鍛える大切な運動です。ここでは、1日10回からはじめられるスクワットの方法をパーソナルトレーナーの柴雅仁さんに教えていただきます。
1日10回からはじめる、基礎体力を上げるスクワットの方法
脚にある大きい筋肉を鍛えると、
全身の巡りが良くなる
筋力がない人でも膝を痛めずに行うコツは、足を大きく広げ、腰を下げすぎないこと。また、伸びた姿勢のときも、膝はぴんと伸ばさず、少し余裕を持たせます。股関節に手をあてることで、大腰筋の動きをうながせますし、手を頭や胸に置くよりも姿勢が安定するはず。1日に10回×1〜2セット行うのが目標ですが、回数よりも、股関節を意識してゆっくりと、正しい姿勢で行うことが大切です。
■基礎代謝がアップ
太ももの筋肉は、体の中でもカロリー消費の多いところ。スクワットで鍛えることで基礎代謝の高い体に。
■むくみが軽減していく
脚の筋肉を鍛えることで、活動量もアップ。脚を動かすと血流やリンパの流れも良くなって、むくみ解消。
■美脚効果も期待
スクワットはふくらはぎだけではなく、太ももも同時に鍛えられるので、脚全体が引き締まります。
美脚に効くクロスポイント
足が疲れたりむくみやすい人は足裏のクロスポイントを刺激して。足首が安定してバランスもよくなります。また、ふくらはぎのハリやむくみには、アキレス腱のクロスポイントを押すと、ふくらはぎがゆるんで楽になります。お風呂の中でやるのもおすすめ。


<Level 1>
スクワットの正しいポージング
股関節のクロスポイントから体を曲げるのが大切です。間違ったポージングでは腰や膝を痛める原因に。


こうなっていたらNG!


<Level 2>
応用編のスクワットにも挑戦!
基本のスクワットに慣れてコツがつかめたら、さらに下半身を鍛えられる応用編を。脚をしっかり鍛えれば代謝も上がって、美脚になれます。
体幹と下肢を同時に鍛える
【片脚スクワット】


体幹をさらに鍛えていく
【90度スクワット】


<Level 3>
さらに美脚をめざすなら


教えてくれた 柴 雅仁さん profile
パーソナルトレーナー。痛みのない動ける体を作るための方法をTwitterなどで発信し、人気に。著書に『10秒ゆるみストレッチ』(主婦の友インフォス)ほか。
photograph:Masahiro Tamura styling:Yoko Kakihara hair & make-up:Yuka Takamatsu model:kazumi text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2020年3月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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