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:【わが家のリビング収納】 たった1.5畳の「秘密の小部屋」が散らかりを防ぐ。なんでも収納と心地よい余白
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こんにちは。インテリアコーディネーターの仕事をしている、リンネル暮らし部ブロガーの三輪です。
家族みんなが集まるリビングダイニング。
「いつもすっきりと心地よく保ちたい」と思いながらも、毎日使う掃除機や学校用具、細かなストック類でいつの間にか散らかってしまうことはありませんか?
ハーフビルドで建てた我が家では、そんな暮らしの生活感を包み込み、リビングを広く美しく保つために、お部屋の一角に「約1.5畳の小さな小部屋」を設けました。
当初は書斎として考えていたこの場所ですが、今ではあらゆる日用品の定位置となり、家族の創作意欲を刺激するギャラリーとなり、心にゆとりをもたらしてくれる大切な空間になっています。
今回は、我が家になくてはならない「1.5畳の秘密の小部屋」の設計の工夫と活用法をご紹介します。
リビングの一角に設けた
「1.5畳の小部屋」
以前賃貸マンションに住んでいた頃から、どうしても居場所を決めたい、収納できる専用の場所を作りたいと思っていたものがあります。それはずばり「掃除機」です。
掃除機は毎日使う家電だけど、そのまま見えるようにはしたくないし、だけれどもさっと収納できるようなコンパクトなサイズでもないし、どうしたものか……と困っていたことから、新居を建てる際には必ず掃除機の居場所を作りたく、それがきっかけで小部屋計画が生まれました。


左:マンション時代の掃除当番の息子 右:新居の掃除機と同化した娘
みなさんは掃除機をどこに収納していますか?
あえて普通のドアを採用。
生活感を消して壁面に余白を
当初設計の段階では、この空間はオープンな空間にしてLDとつながるようにも考えていました。ただ、掃除機や収納するものを極力見えない方がいいなと思いオープンにはせず、クローゼット専用の扉でもなくあえて普通のお部屋のようにシンプルなドアを付けることにしました。

実はこのなんてことのないドアがあるおかげで、リビングダイニングからの見た目をすっきりとさせて、外からは収納ではなくあたかももう一つお部屋が続いているような雰囲気を出してくれています。そこが秘密の小部屋のポイントになります。
また細かい工夫としては、ドアの横の壁面にもしっかり余白をもたせるために、小部屋の電気のスイッチはあえて小部屋の内側に取り付けています。
そのお陰でドアの横の壁面には、作家さんのオーナメントを特等席のように飾ることができています。そんなちょっとした工夫がお部屋から見える景色の心地よさをアップしてくれていると思います。

ヘザー・レヴィンさんのオーナメントがぴったりおさまっています。
リビング内のモノを
グループ分けしてすっきり管理
●生活用品
→掃除道具・キッチン二軍道具 (お菓子作り用具類)・生活用品ストック (ティッシュ、キッチンペーパー類)・虫よけ用品・工具類・電池電球類
●こども用具
→おもちゃ・学校用具(ピアニカ、習字セット、裁縫セット、絵の具セット)
●アート作品
→イラスト、こどもの作品
●書籍、保管書類、イラスト道具
これだけのものがリビングダイニングに収納し切れないものたちです。
それらを約1.5畳の小さな小部屋にそれぞれの居場所を決め、収納していきました。
L字カウンターと天井棚で、
まるで基地のようなコックピットに
小部屋の正面には作り付けのデスクを設けることを最初に決めており、まずは木材の天板を取り付けました。そこにもともと持っていた引き出し収納を合わせて設置し、小物類(工具、電池等)と保管書類を机下に収納しています。

また上部にも棚を取り付け、かごを使って生活用品ストックスペースとして活用しています。そしてその上にも棚板を追加し、現しの天井までめいっぱい収納できるようにして、子どもの学校用具待機スペースとしています。


右上天井近くには息子の小学生時代の作品が捨てられず、小部屋の主として我々を見守ってくれています。
入って右側のスペースにはもともと持っていた収納ポリケースを重ね、その上に天板を乗せてデスクと一続きにつながるようにしました。収納ポリケースにはこどものおもちゃや私のイラスト制作道具などが引き出しごとにたっぷり収納されています。
L字に囲われたカウンターと上部にも囲われた棚がまるでコックピットのような空間となり必要なものを必要な時にさっと取り出せるようにしています。
お気に入りの書籍はデスク横の手に取りやすい位置に専用棚を取り付けて使っています。

子どもの作品とアートが集う
「わが家一番のギャラリー」に
こどもの製作物やアート、お気に入りのリーフレットやDMなど好きなものを余すことなく飾っているこの小部屋は実はわが家の一番のアートギャラリーとなっています。

デスク正面には、小学生の頃雑誌を見て作った棚を置き、今もなお大切に使っていて、そこにはこどもたちの作品や写真を飾って愛でています。リビングに飾り切れないもの、かわいくて手放せないもの、それらをなんの遠慮もなく飾れるのも、この限られた1.5畳の秘密の空間だからなのかもしれません。せっかくならただの収納部屋でもわくわくしたい! そんな気持ちから、私たちを愉しい気持ちにさせてくれるわくわく部屋になっています。

また、入って左側の壁面にはフックを取り付けて普段使いのこどものバッグを収納し、上部にはイケアの壁付けシェルフを取り付けて壁面も余すことなく収納活用しています。


飾る絵を変えると毎度新鮮な気分を味わえます
1.5畳の小部屋がもたらす
家族の「心のゆとり」
わが家のリビングダイニングにはもともと作り付けの収納を設けてないので、このなんでも収納なんでも部屋があることが毎日を快適にしてくれます。
そして、時にギャラリーやアトリエのように創作意欲が湧いてくるようなスペースとなったり、子どもたちの秘密基地になったり、また喧嘩した時にこどもがドアを閉めて心の落ち着き場所として使ったりと、いろんな場面で役立っています。
お客さんをお家に招く際にも、リビングに散らかっているものをさっと一時避難できる頼もしいスペース。
お掃除担当の息子が毎朝さっと掃除機を出して使ってさっと片づけるルーティンをこなせているのもこのスペースのお陰です。

たった1.5畳のこのスペースが、快適さを与えてくれるだけでなく、日々のストレスを減らし、私たち家族の心のゆとりをもたらせてくれることがこのお部屋の最大の秘密なのかもしれません。
もしこれからお家の設計やレイアウトを考える際には、家族だけの秘密の小部屋のプランをおすすめします!
こちらもチェック!
インテリアスタイリスト
三輪 加菜子

ライフスタイルショップIDÉEでの勤務を経て、インテリアコーディネート、スタイリング、空間ディスプレイにより暮らしを提案。現在ではインテリアの仕事を活かして大学非常勤講師を務めています。
暮らし部ではハーフビルドで建てたお家作りや2児の母の暮らしのわくわくを発信中。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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