LIFESTYLE

母の出張が増えるにつれて、家族が家事に参加! 仁田ときこさんのジェンダーフリーな暮らし 母の出張が増えるにつれて、家族が家事に参加! 仁田ときこさんのジェンダーフリーな暮らし

仁田 ときこ
仁田ときこ 自宅取材 家事
連載 #素敵なおうち訪問

編集ライターの仁田ときこさんと、空間デザイナーの泰さんは、どちらも地方出張の仕事が多い夫婦。母の出張が増えたことをきっかけに、家族が家事に参加するようになったとか。そんな仁田さんファミリーのおうちジェンダーフリーな暮らしをご紹介します。

目次
母の出張が増えるにつれて、家族が家事に参加! 仁田ときこさんのジェンダーフリーな暮らし
  1. お話を伺ったのは…仁田ときこさん一家
  2. 料理する夫の姿を見て息子たちの認識が変わった
    おうちジェンダーフリーな暮らしの秘訣
  3. 朝が年々弱くなる母を男子チームがサポート
  4. 子どもが担当する家事はしっかり決めるのがベスト
  5. 自分の調理する料理の食材は個々に選びたい

お話を伺ったのは…仁田ときこさん一家

FAMILY PROFILE

仁田ときこ 自宅取材 家事

仁田ときこさん(編集ライター)、泰さん(空間デザイナー)、天くん(小5)、禄くん(小2)

3年前、慣れ親しんだ東京から海辺の葉山へ引っ越す。地域のみんなで子育てをするエリアだったことから地方出張を引き受けられるようになり、今では数多くの旅特集を担当する。地方の伝統工芸や手仕事についても執筆。


料理する夫の姿を見て息子たちの認識が変わった
おうちジェンダーフリーな暮らしの秘訣

・全員で家事をしないと家が回らない認識を持つ
・互いの役割分担をきっちり明確にする
・夫が家事する姿を子どもに見せる

仁田ときこ 自宅取材 家事

地方の手仕事や伝統工芸などの記事を執筆する編集ライターの仁田ときこさんと、空間デザイナーの泰さんは共働きの夫婦。仕事柄、互いに出張が多く、毎週どちらかが地方を訪れることもしばしば。

「必然的に、出張のないほうがその日の家事を担うのですが、夫婦がそろっているときは朝食が夫の担当。朝5時半に起床して、ジョギングが終わったら準備に取り掛かります。その様子を見ていた二人の息子もおもしろがって手伝うようになりました。今ではウチの朝の台所は男性陣が取り仕切っています」。

そんな子どもたちには、ほかにふたつの仕事があるそう。学校から帰ったら、まずは風呂掃除をすること。その後、洗濯物をたたんで各自のタンスに収納すること。「初めはダラダラしていたのですが、これが終わらないと友だちと遊びに行けないことがわかったときから、ものすごい早さで終わらせるようになりました(笑)」。

食材の買い出しと夕飯の支度は仁田さんの担当。「以前は朝食も夕食もお弁当作りも私がやっていましたが、出張が増えて手が回らなくなって。家事は全員で取り組んだほうが早いと家族みんなが痛感してくれたのがよかった。夫が率先して行うことで息子らも自然に取り組むようになったんです。女だけが家事をするわけじゃないとわかったようで、私の出張がよいキッカケになりました」。


朝が年々弱くなる母を男子チームがサポート

仁田ときこ 自宅取材 家事
仁田ときこ 自宅取材 家事

朝食準備は起床の早い男子チームが担当。「息子に難しい調理はまだ無理ですが、ごはんや味噌汁をよそって、できることも見つけてくれるようになりました。私はギリギリまで寝たいので、準備が整ったら呼んでもらいます」

「パパの作る朝ごはんはおいしい! 」と息子たちが毎日褒めちぎるほど、充実した朝の食卓。近くの海で取れた魚介類が並び、ここ数年で習得しただし巻き卵が定番メニューに。夫の料理する姿を見て、息子たちもお腹が減ったら簡単なものを作るようになりました。


子どもが担当する家事はしっかり決めるのがベスト

仁田ときこ 自宅取材 家事

長男が2年生の頃にスタートした風呂掃除。「当時まだ園児だった次男はできなかったのですが、兄にやり方を教えてもらい、今は互いに当番制にした様子。兄も自分の負担を減らそうと熱心に弟を教育していました(笑)」


自分の調理する料理の食材は個々に選びたい

仁田ときこ 自宅取材 家事

仕事帰りに地元の食材を買い、帰宅したら夕飯の支度をする仁田さん。「朝食に出す魚は夫が鮮魚店や漁港で好きなものを買います。それぞれの役割が明確なので、自分の担当内で好きに工夫するのが、楽しく家事ができる秘訣かと」

photograph:Aya Sunahara text:Tokiko Nitta web edit:Riho Abe
リンネル2022年6月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

ライター・編集者

  • Instagram

衣食住をテーマにさまざまな媒体で執筆するライター。趣味は普段の暮らしに薬膳を取り入れること。男児二人を育てる母。最近は自身のカメラで撮影した写真とともに旅コラムを寄稿する。
リンネル.jpでは、旅記事のほか、「yujiさん・仁田さんの福めぐり」連載を担当し、いま行くべきパワースポットを紹介!

連載 いま行くべき開運パワースポット yujiさん・仁田さんの福めぐり

仁田 ときこ

連載 #素敵なおうち訪問

Related Article
おすすめ記事

リンネル最新号&付録

  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号

2025年1月号

暮らしの道具大賞2024

付録
marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ

特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります

VIEW MORE