タフでクラシカルなアウトドアアイテム キャンプ通のはんこ作家・norioさんの愛用品 タフでクラシカルなアウトドアアイテム キャンプ通のはんこ作家・norioさんの愛用品

版画のような素朴な作風が人気のはんこ作家のnorioさん。平屋の広いテラスをはじめ、浜辺などのアウトドアシーンでも幅広く活躍してくれている、愛用のアウトドアアイテムを教えてもらいました。

お話を伺った
はんこ作家・norioさん profile

葉山在住。デザイナー・イラストレーターの夫と長女の3人で海が見える高台に立つ平屋で暮らす。家族ではキャンプ&温泉を、実父や友人とは登山を楽しむ。

“惹かれるのはタフでクラシカルなもの”
日常でもよく使うアウトドア道具

築40年という平屋のテラスからは、遠くに葉山の海が望め、木々を揺らしながら風が抜けていきます。

一番の特等席であるテラスにあるのが、「Snow Peak」のハイバックチェア。軽くて折りたためるうえ、背中から頭まで包み込んでくれるような座り心地のよさは、「ほかのメーカーで似たデザインの椅子も持っているけど何かが違う」とか。

このチェアを中心に、小さなテーブルとバーベキューグリルを置いて、夕方からビールと自家製スモークを楽しみます。

テラスには、友人から受け継いだバーベキューグリルも発見。〈Snow Peak〉のハイバックチェアに座って、リラックス。

norioさん愛用のアウトドアアイテム

〈イワタニ〉のカセットコンロ

野外で多少の風が吹いてもびくともしない、と大人気の「イワタニ」のカセットコンロ。「風を防ぐ設計になっていて、外で風が強いときでも火が消えない」。しかも、耐荷重20kg。ダッチオーブンなど重い鍋も問題なく使用できるとか。

「子どもや友だちと集まって砂浜でよく料理をするんです。無骨でかっこいいケースもついていて便利！」

登山用のコッヘルとケトル

父からもらったという登山用のコッヘルとケトル。 「父がワンゲル部で、学生時代から使っていたアルミ製のコッヘルを受け継ぎました」

コッヘルは大小の鍋が入れ子になっていてかさばらず、 ふたは食器にもなる優れもの。「ちょっとお湯を沸かす、スープを一人分温め直すなど小鍋として使いやすい。時間が経っていい感じの質感になっているところも好きです」

〈goro〉の登山靴

子どもの頃から家族で登山に親しんできたnorioさん。登山靴は、植村直己さんなど数々の登山家をサポートしてきた老舗・巣鴨「goro」でオーダー。クラシカルな雰囲気が好きで飾っている。

photograph：Ryoko Amano, Yuta Seki　text：Tomoko Yanagisawa　web edit：Riho Abe
リンネル2021年9月号より
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