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:【100均防災ボトルの中身】予算1000円!ダイソーの防災グッズで“もしも”に備える携帯用セットを作ってみた:100均クイーン渋谷飛鳥の『本当にいいもの』第11回①
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「芸能界一の100均クイーン」と呼ばれる俳優・渋谷飛鳥さんに、テーマに合わせたおすすめグッズを100均マニアならではの熱量&着眼点で教えていただく連載。今回はダイソー・セリアの防災グッズを2回に分けてご紹介します。1回目の今回は、警視庁も推奨している「防災ボトル」の中身を、1000円分のダイソー商品だけでそろえてみました。災害時だけではなく、普段から外出時に持ち歩いたり、車に置いておいたりしても便利な防災セット。予算内で必要なものがそろったのか、その全貌をご覧ください!
おすすめの100均防災グッズを教えてくれるのは…
こんにちは! 渋谷飛鳥です。
毎年この時期になると、台風や水害のニュースが気になります。
日本は年間通して地震も多いですし、いざ自分のいる場所で大きな災害が起こってしまったときはどうしたらいいんだろう。
9月1日は防災の日!
せっかくなので、100均でそろえられる防災セットを作ってみました!
「はたして100均でどこまでそろうのか?」
「結局、DAISOとかセリアとか何店舗も回らないといけないから大変じゃない?」
なんて疑問にもお答えしつつ、簡単に作れる防災セットをご紹介します。
いざというときのために持ち歩くと安心「防災ボトル」って?
警視庁のX(旧Twitter)でも紹介されていた「防災ボトル」はご存じですか?
災害っていつ起こるか分かりません。
外出先で被災してしまったときのために、リュックやカバンに入れて持ち歩くことができるコンパクトな防災グッズです!
ポーチでもよいのですが、ボトルだと水にぬれてしまったときにも中身が守られるため、より安心かなと思います。。
今回は中身をすべて"DAISOのみ"でそろえてみました。
「防災ボトル」の中に入れるダイソーの便利グッズはコレ!

上段左から
・携帯用ミニトイレ
・圧縮タオル(レギュラーサイズ、21×26cm、8枚)
・ひとくち三色ようかん
・ホイッスルライト
下段左から
・アルコール消毒綿14包
・ペーパーソープ30枚レモンの香り
・防水ばんそうこう
・自転車用反射ワンタッチバンド2P
・ドリンクボトル500mL(ミッキー&フレンズ)
すべて110円!全部で990円ですね。
収納用にビニール袋とチャック付き収納バッグも準備しました。
中に入れるアイテムはどんなものを選んだのか、これから詳しく紹介していきます!
防災ボトルの中身①:衛生用品
けがや消毒、感染症予防に〈絆創膏、アルコール消毒綿、紙石鹸〉

ケガをしたときの絆創膏や、
指定医薬部外品の、手指・皮膚の洗浄・消毒ができるアルコール消毒綿!
衛生用品・救急用品コーナーにありました。
アルコール消毒綿はウエットティッシュよりコンパクトサイズ。個包装でしっかり密封されているので衛生的で乾きにくいです。
(ウエットティッシュ、いざ使いたいときに限って乾いて使えない問題によく遭遇します)
これを必要そうな分だけチャック付き収納バッグに入れます。
感染症予防にペーパーソープ、いわゆる紙石鹸も入れたいところ。
ケースに入っていないものの方がボトルに詰めやすそうですね。
紙石鹸、子どものころに流行ったなぁ…。
水で戻せてかさばらない〈コンパクトタオル〉

着の身着のままで避難所に行ったときや、閉じ込められてしまったとき、水で戻せる圧縮タオルも重宝しそうです。
こちらはバスグッズ・タオルコーナーにありました。
レギュラーサイズは広げると21×26cmの大きさになります。
小さくて軽いので、いくつか入れておけますね。
しばらくお風呂に入れないときや、ケガの止血用にも使えそう。
ちなみにこのボトルだと、

一回り大きいラージサイズはギリギリ入りませんでした! むむむ。残念。
車の渋滞でも使える〈携帯用ミニトイレ〉

携帯用ミニトイレも絶対ほしい。
トラベルコーナーにあることが多いです。
パッケージ的に一番薄くて、ボトルに詰めやすそうなものを選びました。
防災ボトルの中身②:安全対策
居場所を知らせる&手もとを照らす〈ホイッスルライト〉


ダイソーにはライトとホイッスルが一体型になっているものがあります!電気系コーナーで発見。
別々に二つ買わなくてもいいです。一つで110円! 便利すぎ!
(電池は別売りなので注意です)
スリムな形状なのでボトルの隙間にスッと入れておきます。
ライトがあると、暗いところでの安全面はグッと安心できそう。
がれきに挟まれたりして動けなくなってしまったときのホイッスルも必須アイテムです。
防災ボトルの中身③:非常食
日持ちしてエネルギーにもなる〈ようかん〉

警視庁のX(旧Twitter)ではようかんが推奨されていました。
常温で長期保存できますし、摂取後すぐにエネルギーになります。
ミニサイズだから場所を取らずボトルに入れやすい!
ダイソーのお菓子コーナーには3つの味が楽しめるミニようかんがありました!(普通に美味しいです)

ただ、こちらのようかんは賞味期限が1年未満でした(2024年7月購入)。
うっかり期限切れが心配な方は、こまめにチェックするか、長期保存できるタイプの購入をおすすめします。
ようかん以外にも、飴や塩分チャージタブレットなどがあると、低血糖や脱水症状を防ぐのによさそうです。
チョコレートは溶けそうなのでやめておきましょう。
防災ボトルの中身④:こまごましたものはチャック付き収納バッグへ!
〈高密度ポリエチレン袋〉が調理もできて便利

何かと使いやすいビニール袋。
お皿にかぶせて洗い物を減らしたり、水気のあるものを運搬したり。
中身が見えない色付きだと汚物処理にも便利です。
また、耐熱の高密度ポリエチレン袋だとお米が炊けたりもします。
→高密度ポリエチレン袋でのお米の炊き方


カードなどが使えない場合があるので、現金はマスト!
緊急連絡先を書いた紙なども同封しておきました。
このほかにも、公衆電話用の10円玉や常備薬などもあると安心かも。
そういえば、最近の子どもは公衆電話の使い方を知らないらしいと聞いたことがあるので、お休みのタイミングで練習してみてもいいかもしれません。
私ですか?10円玉を積み上げて電話していた時代の人です。笑
そろえたアイテムを「防災ボトル」に詰めてみると……
さてさて。
これらを実際に詰めてみます!
①ボトルには反射板を巻いておく

夜間に見つけてもらいやすいように、ボトルに反射板をぐるっと巻いておきます。
蓄光テープなどでもいいですね。
反射板は自転車用品コーナーに置いてあったものです。
②ボトルにビニール袋を入れ、中身を詰める

ドリンクボトル自体もすぐに使えるように、ビニール袋を入れた後に中身を詰めます。
ドリンクボトルはお弁当用品コーナーの近くにありました。
③完成!

ギュギュッと全部入った! 重さは255g。500mLペットボトル飲料の約半分くらいです。思ったより全然軽い!!
この軽さなら持ち歩いても負担が少なそう!
一回り大きいサイズで作ったら、さらに詰められる!

ちなみに、DAISOにはもう一回り大きな
ドリンキングボトル(大容量タイプ・スポーツタイプ、1.1L) ¥220(税込)
というものもあるので、
こちらにはどのくらい入るか実験してみました。

口も大きいので、先ほどのボトルに入らなかった物も入れられます。
・緊急簡易トイレ1回分
・ゲロケア(嘔吐物処理剤)
・携帯用簡易コンパクトレインポンチョ
・携帯用ミニトイレ圧縮タオル(ラージサイズ、23×35cm、6枚)
先ほどの中身に、こちらを追加します。


完成!
重さは437g。500mLのペットボトル飲料と同じくらいですね!
フタのところにカラビナを付けておくのもいい気がします。
すぐに作れる「防災ボトル」でもしもに備えよう!
自宅にはしっかりした防災バッグや避難用リュックがあると安心ですが、
出先で何かあったときに頼りになるのがこの防災ボトル。
カバンに入れて持ち運べる重さだし、車に積んでおいたり、会社のロッカーなどに入れておいても◎。
1000円で作れるので、ぜひトライしてみてください!
こちらもチェック!
photograph: Mari Yoshioka, Asuka Shibuya text: Asuka Shibuya
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