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:【素敵なおうち訪問】 家族もゲストも心地いい。自分たちらしいヒュッゲな北欧の暮らし方 (Sakiさん宅後編)
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素敵なおうちを訪ね、家づくりにおいてこだわったところやお気に入りのポイントなどをお聞きする連載「素敵なおうち訪問」。
今回訪れたのは、賃貸住まいながら、DIYによって自分らしいインテリアを楽しんでいるSakiさん宅。この後編では、夫のJensさんの故郷・デンマークで見た“ヒュッゲ”な暮らしのアイデアを取り入れた、居心地のいい住まいを見せていただきました。
SakiさんのおうちDATA

・間取り:2LDK 70㎡
・世帯人数:二人暮らし
PROFILE
Sakiさん(グラフィックデザイナー/レタッチャー)、Jensさん(プログラマー/データサイエンティスト)
Instagram:@jaspandii
デンマーク出身のJensさんとの結婚を機に、デンマークを訪れたSakiさん。現地の街や生活を目にして、肌で感じたデンマークの「居心地がいい空間」や「楽しい時間」。それを自分たちの暮らしにも、という思いが高まったそう。帰国後は、北欧のアイデアを上手に取り入れた“自分たちらしいヒュッゲな暮らし”を楽しんでいます。
ヒュッゲのアイデア❶
家族の居心地のよい暮らしを考える
SakiさんがJensさんと結婚したことを機に訪れたデンマークで触れた、ヒュッゲな暮らし。
ヒュッゲとは、デンマーク語で「心地いい」などを意味する言葉。現地の人々の暮らしに根付いているヒュッゲのアイデアは、日本での暮らしにも通ずるところがあったと話します。
「デンマークの人たちは、自由な自分の時間をリビングでみんなで過ごすという感じが印象的でした。昔の日本でいう茶の間にこたつがあって、テレビがあってみんなそこで各々好きなことしてるっていうのとすごく似ていて。国は違うのに、ヒュッゲという感覚はすごくよくわかったんです。
お正月を寝正月で過ごすときのように、誰も見ていないけどテレビを流していて、トランプで遊んでいる人もいれば、みかんを食べている人もいるみたいな。日本人だったら多分結構みんなわかるであろうあの感覚が、ヒュッゲなんです」
夫婦の会話が弾むダイニングスペース

「ヒュッゲは、日本人とすごく共通してる感覚だし、そこには家の居心地のよさがあると思いました。だからこそ、私も夫にもそういうものを感じてもらえるような住まいを実現したくて。日本だけども、デンマークの感覚もある風景みたいなことを目指して住まいづくりを考えています」
夫が落ち着いて過ごせるような、海外の住まいを参考に情報収集

住空間をつくっていく上で、Pinterestで海外のお部屋情報を収集するようにしているというSakiさん。
「夫も落ち着く空間を考えると、日本らしい空間より海外の住空間のほうがよいかなと考え、情報を集めています。英語で検索し、なるべく向こうのものからインスピレーションを受けるようにしていますね」

ファブリックで変化をつけるソファ

間接照明やグリーンを取り入れたインテリア
居心地のよさと合わせて、飽きない空間づくりのために役立っているのがディスプレイスペース。
「インテリアでは、前のアパートに置いていたリセノのユニットシェルフを新たに買い足して使っています。前の住まいから使っているものだけではサイズが合わず、追加で購入したことでシンデレラフィットしてくれました」

リセノのユニットシェルフにお気に入りの雑貨を飾った、ダイニングのディスプレイスペース

デンマークのアイテムもたくさん
季節やホームパーティなどのイベントに合わせてディスプレイを変えながら楽しんでいるそう。
「季節のお花や小物を飾って楽しんでいます。デンマークは木彫りのかわいい小物がすごく多くて、我が家でも各所に置いています。ネズミの小物は、義理の兄からもらったもの。数年前の帰省中に兄の家に遊びに行った際に私が何度もかわいいと言っていたら根負けして譲ってくれました」

ベランダにはたくさんの植物

小さな鉢はワゴンで収納
ヒュッゲのアイデア❷
好きな人と好きな時間を過ごせる空間づくり
ヒュッゲな暮らしのひとつにあるのが、「好きな人と好きな時間を過ごす暮らし」。それは、夫婦だけでなく、住まいを訪れる友人にも居心地のよい空間をつくっていきたいと考えているそう。
「デンマークでは、外食が高いこともあり、友人を招いて宅飲みのようなホームパーティを持ち回りでたくさん行っています。そのため、友人が来てくれて、また行きたいと思ってもらえるような住まいづくりをしたいという思いがありますね」

友人を招く想定で大きめを選んだダイニングテーブル
「ダイニングテーブルも二人暮らしにしては大きめで、最大6名ほどが一緒に食卓を囲めるものを選んでいます。グラスも二人暮らしには必要ないだろうというくらい多く持っていて、これも友人を招くことが多いからこそ増えているものだと思いますね」

グラスもたくさん用意
ディスプレイや来客に、ベンチがあるとマルチに活躍
住まいの中では、夫婦で過ごすときと友人を招いたときの時間で使い方が変わるインテリアもありました。
「リビングに置いているベンチは、普段は植物やかごを置くディスプレイスペースにしていますが、友人を招いた際には、ダイニングに持ってくることで座れる場所を増やしていますね。ベンチを使うことで最大8名ほどで一緒の時間を楽しんだこともあります」


普段はディスプレイスペース
ヒュッゲのアイデア❸
ものを長く、大切に使う

住まいでの過ごし方とともに、暮らしづくりでデンマークの影響を受けたと話すのがもの選び。
「デンマークの義理の母や兄の家を訪れたときに印象的だったのが、物を長く、大切に使っている姿でした。また、プラスチック製品ではなく、自然の素材で環境によいものが選ばれていました」
視覚的な心地よさを意識して、見せるものを考える

目隠しなども使いながら、表に出すものと出さないものを分ける
「ふたり暮らしを始めたときに、安く、収納上手になれるみたいな情報をたくさん見ました。大量生産されていて、使い勝手も考えられているため便利なのは便利なんですけど、それだけになってしまうと、デンマークで触れた好きな暮らしと離れてしまう。そのため、視覚的にものを分けて使うようにしています」

DIYで作ったアポセカリードロワー

中には衣類やコード類を収納
寝室で使われているDIYの収納家具は、Sakiさんの暮らしのこだわりを反映させたものになっていました。
「目に入るものは木や自然素材で長く使えるものを。目には見えない場所で機能性を高めるために収納ボックスを使うようにしています。居心地の良い住まいには機能面も大切なため、デザインと生活動線なども踏まえた利便性の両方を考えることを大切にしたいですね」

夫婦はもちろん、大切な友人とも好きな時間を過ごせるように暮らしから住まいのあり方を考えているSakiさんとJensさん。
趣味や嗜好は時間とともに変わることはあれど、居心地のよい空間を追求していくなかで、楽しい時間の思い出も積み重なっていきそうなおふたりの住まいでした。
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photograph & text:Tsubottle
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