LIFESTYLE
:【福岡・博多のグルメ旅 心に残った5店】食べることは、立派な旅の目的に
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歩くたびに、思いがけない「おいしい」が待っている街、博多。
にぎわいも、静けさも、土地のやさしさと一緒にしっとりと味わえる1泊2日の旅。
そんな大人の福岡グルメを、リンネル暮らし部エディターのアカリと柚子がお届けします。
博多の名物「鶏皮」が、
旅の最初のごちそうに

博多へ到着して、まず初めに訪れたのは、福岡を中心に展開する焼き鳥チェーン「博多とりかわ大臣」。
博多に来たら一度は味わいたいといわれる、ぐるぐる巻きの鶏皮を目当てに、さっそくお腹を空かせて向かいました。
何度も焼いて油をしっかり落とすことで生まれる、外はカリッとした香ばしさ。
噛むほどに広がるもちっとした弾力は想像以上で、気づけば何本も手が伸びるおいしさは博多の魅力そのもの。
お昼からいただくお酒も進み、ここから大人のグルメ旅が本格的に動き始めました。
shop information
博多とりかわ大臣 KITTE 博多串房
福岡県福岡市博多区博多駅中央街9−1 KITTE博多 B1F
TEL:092-260-6360
定休日:なし
「喫茶ボネ.」で出会った、
旅の甘いひと休み

博多駅から少し歩いた先にある、クラシカルな喫茶店「喫茶ボネ.」。
プリン好きとしてどうしても訪れたかったこちらは、丁寧に淹れるハンドドリップコーヒーにも定評があります。

平たいフォルムが印象的なプリンは全部で三種類。
・ほろ苦さが心地よい黒プリン「ネロ」
・軽やかな口あたりの白プリン「ビアンコ」
・濃厚で詰まった味わいのココアプリン「ボネ」
それぞれにまったく違う表情があって、気づけばお皿はすっかり空っぽ。
念願のプリンに出会えた喜びとおいしさに思わず顔がほころびました。
ちなみに店名の「ボネ」は、イタリアの伝統的な濃厚チョコレートプリン「ボネ」に由来しているのだそう。
そんな小さな背景を知ると、また一段と味わい深く感じられます。
shop information
喫茶ボネ.
福岡県福岡市博多区上川端町1−8
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
Instagram:@bonet.cafe

プリンを堪能した後は、甘い余韻を連れてすぐ裏手にある櫛田神社へ。
夫婦円満や商売繁盛のご利益で知られる神社で、澄んだ空気のなか手を合わせると、旅の途中にそっとひとつ深呼吸が生まれるようでした。
information
櫛田神社
福岡県福岡市博多区上川端町1−41
夜は活魚料理専門店「河太郎」で、
透きとおるイカに感動

夜は、2か月前から予約していた創業60年の名店「河太郎」へ。
席から見えるいけすから取り出されたイカは、提供直前に墨抜きをして丁寧にさばかれます。
テーブルに届いたときには、まだ身が動くほど新鮮で、透きとおるような美しさ。
ひと口噛むと、コリッとした歯ごたえの後にふわりと甘みが広がり、思わず息をのむおいしさです。

お酒が進む方には、胡麻鯖も忘れずに。
青魚特有のクセがなく、普段あまり得意ではない私でも驚くほど食べやすい味わいでした。
命をいただくありがたみを感じられるひと皿に出会える「河太郎」は、早めの予約が安心です。
shop information
河太郎 博多駅店
福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 1階
TEL:092-260-9442
定休日:なし
偶然が運んでくれた、
小さなおでん屋「しゅんどる」

河太郎で感動の夜ごはんを楽しんだあと、せっかくなら屋台にも…と向かったものの、この日はどこも満席。
そこで偶然見つけたのが、古民家をリノベーションした6席だけのおでん屋「しゅんどる」でした。

焼きあごをベースに、節類と昆布を合わせた出汁は、見た目の色濃さに反してやさしい味わい。
ひと口すすると、思わずほっと息が漏れます。
1〜2品ずつ、食べるペースに合わせてそっと出してくれるのも、この店ならでは。
「どうか温かいまま、おいしいまま食べてほしい」という思いがあって、あえて少しずつ提供しているのだそうです。

たった6席だからこそ生まれる距離感と、やわらかな空気。
旅の途中で偶然出会えた、料理と大将のやさしさが、この日の締めくくりになりました。
shop information
博多おでんしゅんどる春吉
福岡県福岡市中央区春吉2丁目17−1 ヴァイフ春吉 204
TEL:090-9645-1426
定休日:日曜日
翌朝は「喜水丸」で、
水炊きと明太子の朝ごはん

翌朝は、博多駅すぐの「喜水丸」で朝ごはんを。
水炊きはあっさりしているのに旨みが深く、朝の体にすっと染み込む味です。
明太子と高菜が自由にいただけるのも、なんだか福岡らしくてうれしいポイント。
夫のもつ鍋をつまみ食いしながら、朝からしっかり博多の味に満たされました。
shop information
博多の名物料理 喜水丸
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1 博多デイトスアネックス 1F
092-409-8844
定休日:なし

もちろん、食べてばかりではカロリーが蓄積する……ということで、食後はももち海浜公園にお散歩へ。
砂浜は冷たい潮風が心地よく、旅の終わりにお腹も心もすーっと整うひとときになりました。
information
シーサイドももち海浜公園
福岡県福岡市早良区百道浜2丁目902−1
帰るぎりぎりまで楽しめる、
ご褒美みたいな街
博多駅から空港までは電車でわずか5分。
だからこそ、旅の最後の最後までこの街の“おいしい”を楽しむことができます。
食べることは、立派な旅の目的になる。
その一皿に宿る味やお店の空気、人の思い、歩いてきた道のり——
そうしたすべてが結び合わさって、旅はやさしく形づくられていくのだと感じました。
短い旅でも、心はこんなに満たされる。
また季節を変えて訪れたい——
そう思わせてくれる福岡・博多のグルメ旅でした。
リンネル暮らし部エディター・
アカリと柚子さん

旅とお酒、そして日々の暮らし。ちょっぴり世界が広がる瞬間を大切にしています。Instagramでは、ナチュラル×トラディショナルなコーディネートを発信。リンネル暮らし部エディターとしてブログも更新中。
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