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北欧スウェーデンのおやつ時間「FIKA」にまつわる話 Vol.5 「シナモンロール」 北欧スウェーデンのおやつ時間「FIKA」にまつわる話 Vol.5 「シナモンロール」

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リンネル本誌で連載中の北欧のお菓子のお話。定番のレシピや一度は訪れてみたいストックホルムにある素敵なカフェの情報を、スウェーデンのイラストレーター、ティナ・バックマンさんのイラストとともにお届けします。今回は「シナモンロール」のお話。

目次
北欧スウェーデンのおやつ時間「FIKA」にまつわる話 Vol.5「シナモンロール」
  1. Vol.5 シナモンロール
  2. スウェーデンの人々のソウルフード、シナモンロールの日
  3. 【定番レシピ】 シナモンロール
  4. おすすめのストックホルムのカフェ
  5. イラストを描いたのは……ティナ・バックマンさん

Vol.5 シナモンロール

ティナさんのシナモンロールにまつわる思い出

forma&rulla(フォルマルッラ/丸める) knāda(クノーダ/こねる)

シナモンとカルダモンの香りが、通りに並ぶ家々から漂う学校帰り。フィーカといえばシナモンロールがお決まりのスウェーデン。そのような家庭が多いのですが、実はティナさんの家では、ベーキングといえばケーキやクッキーが多く、友だちのお母さんが焼くホームメードのシナモンロールは、ずっとティナさんの憧れでした。

小学校高学年になったころ、ホームメードのシナモンロールにチャレンジしようと思い、子ども用のベーキング本で作り方を調べて焼いてみたのですが、バターやお砂糖を思いっきり加えて練りこむことを躊躇してしまい、いつもぱさぱさになっていました。でも、こねたり丸めたりの作業はとても楽しくて、よい思い出です。


スウェーデンの人々のソウルフード、シナモンロールの日

kanelbulle(カネルブッレ/シナモンロール)

フィーカのお菓子といえば、シナモンロールが定番。どこのベーカリーでも、店先に自慢のシナモンロールがあります。

シナモンロールは巻き方に特徴があり、お店によって異なる巻き方を見つけるのも楽しみです。シナモンロールはカルダモンが効いているのが重要で、最近はカルダモンを多く使ったカルダモンシナモンロールもよく見かけます。

10月4日はシナモンロールの日で、この日のシナモンロールの消費量はハンパではありません。ほとんどのオフィスでは、この日のフィーカはシナモンロールなので、どこのベーカリーも前夜から徹夜で仕込みます。

自宅で焼く場合は発酵に手間がかかるので、多めに作った生地を冷凍しておき、食べたいときに焼けるように準備している家庭も多いようです。


【定番レシピ】 シナモンロール

発酵の手間がかかるので、二次発酵までさせた生地を冷凍させておくと、食べたいときに手軽に焼きたてが食べられます。

※スウェーデンの計量カップは1dL/デシリットル(100mL)が一般的

●材料
<生地>
・バター…75g
・小麦粉…7.5デシリットル
・砂糖…0.5デシリットル
・塩…少々
・生イースト…25g
・牛乳…2.5デシリットル
・カルダモンパウダー…小さじ1

<フィリング>
・バター…75g
・砂糖…大さじ2.5
・シナモンパウダー…大さじ1.5

<トッピング>
・溶き卵…1個
・パールシュガー…適量

●作り方
1. やわらかくしたバターをボウルに入れる。

2. 7デシリットルの小麦粉(0.5デシリットルを残す)、砂糖、塩、生イースト、カルダモンパウダーを加える。

3. 牛乳を37℃まで温め、1に混ぜて滑らかな生地を作る。

4. ボウルにラップをかけて30分発酵させる。

5. オーブンを225℃に設定する。

6. 残った小麦粉(0.5デシリットル)で打ち粉をした台に生地を広げ、軽くこねる。

7. 生地を約25×50cmの長方形にのばし、フィリング用のバターを塗る。

8. その上に、フィリング用の砂糖とシナモンパウダーを振りかける。

9. 50cm側をロール状に巻き、約2cm幅でカットし、20個程度にする。

10. 切り口を上にしてベーキングペーパーに並べ、30分二次発酵させる。

11. 二次発酵させたシナモンロールに溶き卵を塗り、パールシュガーをまぶす。

12. オーブンで6〜8分焼く。

13. 焼いたシナモンロールをワイヤーラックの上で冷ます。


おすすめのストックホルムのカフェ

(取材&photos: ブルセリド由香)

1928年創業のストックホルムの老舗カフェ。私が初めてスウェーデンに来たときに訪れたカフェで、当時からおすすめメニューはシナモンロール。昔ながらのクラシックなインテリアが、疲れを癒やしてくれる最高の環境。パティシエが修行をしたいカフェとしても人気ナンバーワンでもあります。最近は店舗も増えて、老舗ならではの味を気軽に楽しめるようになった。

ヴェーテ・カッテン
Vete-Katten
Kungsgatan 55 Stockholm 111 22 Stockholm
https://vetekatten.se/

イラストを描いたのは……ティナ・バックマンさん

ティナ・バックマン
Tina Backman
ティナ・バックマン
スウェーデンのイラストレーター、およびグラフィックデザイナー。すべて手描きの温もりの感じられるイラストに、ていねいに色を重ねて作品を仕上げる。スケッチのようなストーリー性のあるイラストが多くの人を魅了。スウェーデンのお菓子のイラストが得意で、カレンダーのイラストなども手がけている。

text:Yuka Bruselid, Sachiko Imaizumi edit:Sachiko Imaizumi web edit:Mina Ota
リンネル2022年12月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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