北欧
:【穴場なサウナスポット】北海道の牧場でミルクサウナ:ノーラのフィンランド旅気分 Vol.3
北欧
:フィンランドと日本をつなぐコネクターとして活動しているノーラ・シロラさんが、日本でフィンランド気分を体験できるようなスポットやライフスタイルを提案する連載がスタート。3回目は、フィンランドと共通点が多いという北海道にある牧場のなかのサウナをご紹介します。
【穴場なサウナスポット】北海道の牧場でミルクサウナ:ノーラのフィンランド旅気分 Vol.3
フィンランド旅気分のアイデアを教えてくれたのは…ノーラ・シロラ(Noora Sirola)さん
日本にいながら体験できるフィンランド、北海道
Moi(モイ)!
フィンランドと北海道、考えれば考えるほど共通点が多い。
大自然とハッキリしている四季。
長くて雪が多く積もる冬、夏の乾燥している空気と穏やかな風。
じゃがいも、サーモン、乳製品などの食文化。
どこに行っても癒やされる白樺の絶景。
北海道へ行くたびになぜか気分がホッとする。
6月の後半から8月の頭にかけて、フィンランド人は自然の中で夏休みを過ごしていて、どうしても国が恋しくなる時期。でも北海道の大自然でサウナに入ったら、少しは夏のフィンランド熱もおさまるでしょう。
牧場の中にあるサウナ!?
北海道なのにフィンランドみたいに山がない、十勝に到着しました。
どこまでも広がる大地、森、畑。
でもここに、すごくよいサウナが隠れているのです。
今日は、ミルクジャムが人気の「十勝しんむら牧場」の中にある「ミルクサウナ」をご紹介します!

牧場の中にあることを由来に「ミルクサウナ」と呼ばれている。牧場や牛たちに囲まれてサウナで温まり、サウナ上がりにその場で作られたソフトクリーム。十勝しんむら牧場のホスピタリティ、ここならではの体験に間違いない。
ミルクサウナ(当然のことですがストーブにミルクはかけない!)は、
なんと言ってもロウリュが気持ちいいのです!! とにかく柔らかくて、包まれる感じ。
ここの薪ストーブサウナは、フィンランドスタイルで温度が低め、換気をしてフレッシュエアーが充実していて、ロウリュをたくさんかけられる嬉しさ。広々したサウナ室では横になって足でも上げて、のんびり過ごせます。

ミルクサウナのストーブは、たまたま家族のサマーコテージで使っているのと同じメーカー、Kastor(カストル)。日本であまり馴染みがないのでとても嬉しい、心まで温まるサウナを発見。
季節ごとに楽しめるネイチャーサウナの醍醐味
窓が大きいサウナ室からでも、外気浴中でも目の前の大地の絶景に癒やされて、ずーっと見ていられます。季節ごとにまわりの様子が変わっていくので、どのシーズンに行っても新しい楽しみがあります。
私が初めて行ったのは冬ですが、真っ白な世界や、突然通りかかったキツネに感動しました。自分が本当に自然の一部だなぁって。
近くに本当に何もない贅沢な場所なので、何の音もしない、街の光もないので星空も非常にきれいに見られます。宿泊もできるようになっているので、その日に帰らないでその場で眠れる。最高にリラックスした気分になる、きっと。

牧場を見ながら水風呂&外気浴。ウッドデッキにタオルを敷いて空を見ながらの外気浴もおすすめ。
牧場ならではのサウナ飯
サウナ自体がすごく気持ちいいと言いつつ、ここのご飯にも注目いただきたいです。
サウナ上がりは牧場の牛乳、ソーセージ、焼きたてワッフル、ジャガイモのラクレット、ソフトクリームが待っているから!

焼き立てのワッフルに好きな味のミルクジャムをかけて食べる。
アイスが大好きな私は、サウナ上がりにソフトクリームが食べられることなんて、必要以上に盛り上がってしまいました。伺ったとき、自分の分を食べ終わったのに、友だちのソフトクリームも半分ぐらい食べたことを今思い出しました(ごちそうさまでした!)。

少し冷めたサウナの中でいただく、十勝しんむら牧場で作られた美味しいソフトクリーム。ミルクジャムをかけて食べる。なんて贅沢なんだ。
牧場とサウナ、初耳のスーパークリエイティブな組み合わせ。ここならではのサウナ体験、絶景、静けさ、絶品料理……オーナーの新村さんによる、何から何までのホスピタリティとこだわり。ぜひ行ってみていただきたいサウナです!
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写真提供:十勝しんむら牧場 text: Noora Sirola
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