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CULTURE

【女子旅 石川県】金沢・国立工芸館で、戦後の日本の印刷・版画・グラフィックデザインを巡る

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「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」
「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」
「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」
池田満寿夫《夏1》1964年 東京国立近代美術館蔵(国立工芸館提供)
今回の特別展のメインビジュアルに採用されたのは、池田満寿夫の《夏 1》。銅板に細かい傷をつけて生まれた青地の部分のインクのテクスチャーが、版画だからこそ表せる表情に。

「色の対比が鮮やかで、紙の余白をうまく生かし、さまざまな版画技法によるニュアンスの違いを盛り込んで横たわる女性を描いた作品です。現在も新鮮さが感じられる作品として、メインビジュアルに採用しました」(中尾さん)

池田満寿夫《夏 1》1964年
東京国立近代美術館蔵
野田哲也《日記 1968年8月22日》1968年 東京国立近代美術館蔵(国立工芸館提供)
第6回の出品作品である野田哲也の《日記 1968年8月22日》は、本人の家族の写真を切り抜いてコラージュにし、それを木版と謄写ファックスを併用して作品としました。それぞれの人物のデータを文字情報として入れるなど、シュールな面白さが。

「実在する人物の写真を使っていますが、謄写ファックスを使った独特の階調によって、非現実的で不思議な印象の作品になっています。技法的にも面白く、実物を見るとより作品の力を感じられると思います」(中尾さん)

野田哲也《日記 1968年8月22日》1968年
東京国立近代美術館蔵

「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」
「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」

河野鷹思「現代日本工芸の秀作:東京国立近代美術館工芸館開館記念展」ポスター 1977年 国立工芸館蔵(国立工芸館提供)
荒川豊蔵《志野茶垸》 1957年 国立工芸館蔵(国立工芸館提供)
展示されている工芸作品の一つ、荒川豊蔵の《志野茶垸》は、表面の釉薬の味わいや色の変化による景色が美しい作品。

「窯で焼き上げて自然に生まれる表情を楽しむというのは、人の手では完全にコントロールしきれない工程が存在する版画の刷りと通じる部分があると感じています。工芸品の鑑賞というと難しく捉えられがちですが、日用品と形や用途は同じと考えてハードルを上げずに見ていただけたらと思います」(中尾さん)

荒川豊蔵《志野茶垸》
1957年 国立工芸館蔵

「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」
会期:2023年12月19日(火)~2024年3月3日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
観覧料: 一般300円(250円)(税込)/大学生150円(70円)(税込)
*( )内は20名以上の団体料金および割引料金。
*オンラインによる事前販売もあり。
*高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。
〇割引対象:石川県立美術館・金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館・石川県立伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)・金沢市立中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館の主催展覧会入場券半券を窓口で提示した方。

「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」



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