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:【エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第4話】 あると助かる夏旅アイテム
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:リンネルの創刊から誌面を一緒に盛り上げてくれている、エッセイストの柳沢小実さん。旅行がライフワークで、旅に関する著書も多い小実さんが、今とっても夢中になっているのがタイ。この夏、3週間の滞在を経て新たに見つけたタイの魅力を、発信してくれます。
【エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第4話】あると助かる夏旅アイテム
タイの旅について綴ってくれるのは…
シュッとひと吹きですっきりする
プロダクトのドライシャンプー
夏旅はとにもかくにも暑さとの闘い。それにどう対処し、やんわりと受け流すかが腕の見せどころです。バンコクに着いてから一週間は、雨季だというのにほぼ雨が降らず、そのため気温は高止まり。普段あまり汗をかかない体質とは思えないほど、毎日順調に発汗していました。
朝晩シャワーを浴びていても、外に出ると元の木阿弥。タイの人たちは体臭にかなり気をつかっているそうなので、「私、におっていないかな……」と、時々心配になったりして。

実はこのあとバンコクからの弾丸旅行の際にうっかり手荷物に入れて空港で没収されて、すぐさま同じものを買い直したほどの必需品。
そんなときはミントが香るプロダクトのドライシャンプーを頭皮にしゅっと一吹き。頭にも汗をかくようになった頃に、制汗剤ではない心地いい香りのものを探し求めて、それからもう何年ものつき合いです。
成分がダマスクローズ蒸留水(Hpより)、エタノール、セイヨウハッカ油、ローズマリー葉エキス、ヒマワリ種子油で、すべてUSDAオーガニック認証成分。爽やかなミントが香って、頭皮をはじめ、体や手、マスクにもスプレーできます。旅行はもちろん、ライブやフェスにも必ず持参していますよ。
乾きが早い
リネンのハンカチ
ハンカチは夏に限らず通年のマストアイテムで、リネンのハンカチを選ぶ理由は、吸水力と速乾性です。一日使ったハンカチを夜手洗いして、朝にはパリッと乾いたものをまた気持ちよく使える。吸水力ではタオルハンカチのほうが上回りますが、しっかり肉厚のタオルは一晩で乾くか微妙なことも。なので、夏旅では乾きが早いリネン(次点で薄手コットン)のハンカチが欠かせません。

「ハンカチは白」と決めて、たまに漂白しながら大事に使っています。もちろんノーアイロンで大丈夫。
サンダルをスリッパ代わりに
暑い時期の旅では靴下+サンダルを定番にしていて、なかでもビルケンシュトックの撥水性に長けた水洗い可能なEVA素材のサンダルは、街歩きはもちろん、飛行機内や電車、車、ホテルの部屋でスリッパのようにも使えています。
海外のホテルは日本のように室内にスリッパが用意されていないことも多いため、スリッパの代用になるサンダルを持参するようになりました。軽いから、もう一足持っていくのも負担にならなくてよいです。

EVA素材のアリゾナ。インソール部分もすべて同素材で、汗を吸わないので清潔に使えます。
タイで見つけた健やか系アイテム3選
基本的に、荷物は持っていきすぎないようにしていて、その理由は旅先で出合ったものを試してみたいから。タイは不調をゆるめるセルフケア系アイテムが充実していて、いくつもお気に入りが見つかりました。

タイのかぎ薬ヤードム。成分はメンソールやペパーミント、ユーカリなどで、緊張したり気分が悪いときに嗅ぐと呼吸が深まりリフレッシュできます。また頭痛の際にはこめかみに塗ったり、鼻づまりや虫さされなどにも有効。コンビニでも購入可能でタイのばらまき土産の定番です。

タイの古式マッサージの総本山、ワットポーで施術してもらって、いただいたマッサージオイル。気軽にマッサージを受けられるっていいですよね。体が軽くなります。

冷房を一晩中稼働していないと眠れないほどの暑さ。それで風邪をひくケースも多いですね。私は喉が弱いので、タイ在住の日本人にも愛用者多数という、コンビニや薬局で購入できるプロポリス・マウススプレーをお守り代わりにしています。
あると助かるものはきちんと持っていきつつ、現地で気になるアイテムを積極的に試しています。
さて、旅じたくや持ちものについてはここまでで、次回からはバンコクのカフェやファッション、カルチャーなどの現地リポートになります。どうぞお楽しみに。
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取材協力:タイ国政府観光庁
photo & text : Konomi Yanagisawa
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