FASHION
:クローゼットからはじまる、服と想いの心地よい循環。わたしが見つけた街の古着屋さんとお下がり文化
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こんにちは。リンネル暮らし部エディターのなかじまりかです。
5月の連休のあたりからは、汗ばむような夏日もあり、季節の移り変わりを肌で感じるようになりましたね。そんな衣替えのタイミング、私はクローゼットの前で、服と丁寧に向き合う時間を作りました。
なかには最近着ていないものもあり、服が好きで、気に入って購入したからこそ、手放すには迷いやためらいもありました。けれど今回、自分なりに納得して、心が軽くなるような「手放し」ができたように思います。
今日は、その心地よい循環へと至るまでの道のりについて、お話しさせてください。
一着ずつ、袖を通して
「今の着心地」を確かめる
服を見直すときに私がやっていることは、服を実際に着て、鏡に映る自分を見ること。今の着心地や心地よさを確認すること。また、春先に新しく迎え入れた服やスニーカーがあるので、それらと合わせたときにどんな雰囲気に見えるか、今の私にしっくりくるコーディネートができるかを確かめていきます。それは単なる整理整頓ではなく、今の自分を再確認する大切な「対話」の時間です。

違和感の理由を、丁寧に見つけてあげる
大好きで迎えたはずなのに、なぜか手が伸びなくなった服。「サイズが合わない」「着古した」といった分かりやすい理由があれば手放す決心もつきやすいのですが、そうではない場合もあります。
「なんだか顔色が沈んで見える」 「デザインが今の気分とは少し違ってきた」
そんな心の小さな揺らぎにも、じっくりと耳を傾けます。違和感の理由をちゃんと言語化することは、いまの自分、これからの自分に合うものに整えていくための大切な心の整理にもなりました。

心のつかえを「循環」への願いに変えて
「また着るかもしれない」
手放せない理由は、きっと“もったいない”だけではなく、その服を大切に思っていたから。だからこそ、クローゼットで眠り続けるより、次に迎え入れてくれる誰かに着てもらえたら、その服も喜ぶような気がしたのです。
着ていない服が視界に入るたびに、どこか切なく感じてしまう。 それに、限られた収納場所を十分に活かせていないことにも、どこかもどかしさを覚えていました。
ずっと胸の奥にあったそんな「心のつかえ」を、「今までありがとう」という感謝に変えて、次の方へ繋げていけたらいいな。
そう願って私が訪れたのは、街の商店街にある小さな古着屋さんでした。

街に息づく「お下がり文化」の温かさ

そこは、素敵な商品がゆったりと並ぶセレクトショップのような空間。店内を見て回る私をそっと見守ってくださる空気感に、心地よい優しさを感じるお店でした。
ふと目に留まったのは、「サイズアウトした子ども服をみんなで回し合って、昔ながらのお下がり文化を楽しもう」という看板。子ども服の売上が募金にもつながるというそのお店の仕組みに、店主さんの想いを感じて、私まであたたかな気持ちに。そんなふうに自分の大切にしていたものが、誰かの日常を彩り、さらに社会のどこかへ繋がっていく。その「循環」の輪に加われることが、とてもうれしくて、このお店に私の服もおねがいしたいなと、自然に思いました。
手放すことで生まれる、新しい出会い

今の自分に合うものを選び直すことは、自分の気持ちを大切に扱ってあげること。今回、思い切って服を手放してみたら、同時に新しい服との出会いもありました。そんな健やかな循環が、今はとっても心地いいなと感じています。
みなさんのクローゼットにも、どこか別の場所で、また誰かの役に立ちたいと待っている「お気に入りだったもの」が眠っているかもしれません。
そう思うと、「違和感があるのに無理して持ち続けなくても、もう手放して大丈夫だよ」と、今の自分に優しく言ってあげられるような、軽やかな気持ちになってきませんか。今回、服を手放しながら、そんな大切なことに改めて気づくことができました。
手放すことに迷い、自分の心と向き合ったこの道のりが、どなたかの心をふっと軽くする、小さなヒントになればうれしいです。
パーソナルスタイリスト・
なかじまりかさん

リンネル暮らし部エディターとしてブログを発信中。
広島出身、東京の郊外で2人の息子、夫と4人暮らし。子育て中におしゃれ迷子になった経験から、何気ない毎日に「今の自分、いいじゃん」と自分をごきげんにする服選び、小さな習慣を発信中。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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