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:ほろほろお肉とトマトが好相性! トマトと骨付き鶏肉のカレー【レシピ・上田淳子さん】
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毎日のごはん作りで特に悩むのが献立。毎日違うものを食べなくてもいい! 材料がそろわなくてもいい! おうちごはんは、基本の考え方がつまったレシピをアレンジすれば、何通りにもできます。覚えておきたい基本のレシピを料理研究家 上田淳子さんに教えていただきました。
今回はトマトの酸味と鶏肉の旨みが凝縮された「トマトと骨付き鶏肉のカレー」のレシピです。
ほろほろお肉とトマトが好相性! トマトと骨付き鶏肉のカレー【レシピ・上田淳子さん】
トマトと骨付き鶏肉のカレーのレシピ
トマトはあとから入れれば具材に、早めに入れれば煮崩れてソース感覚で味わえます。
●材料(2人分)
鶏手羽元…6本
〈下味〉
塩…小さじ1/3
こしょう…少々
トマト…2個(300g)
玉ねぎ…1個(200g)
おろしにんにく、おろししょうが…各小さじ1
カレールー…40~50g
バター…10g
塩、こしょう…各適量
サラダ油…大さじ1/2
●作り方
1.鶏肉に下味をすり込む。玉ねぎは薄切りにする。
2.鍋にサラダ油を熱し、1 をを加えて中火で2~3分炒める。にんにくとしょうがも加えて香りがたつまで炒め、水400mL(分量外)を注ぐ。沸いたらアクを取りのぞき、弱火にして鶏肉が好みのやわらかさになるまで15~25分煮る。
3.2 の火を止め、カレールーとバターを加える。ルーがやわらかくなったら全体を混ぜて溶かし、くし切りにしたトマトを加えてとろみが出るまで煮る。塩、こしょうで味を調える。
【POINT】
ルーを入れたら、具がなんであれ、それはカレー。
食材はなんでも入れてOK! 覚えるのは入れるタイミングだけ
歯ごたえを残したい具はあとからが基本。とはいえ、煮崩れてトロトロになってもまた美味!
【 先に肉と一緒に入れるといいもの 】
火が通るのに時間がかかる野菜(根菜類、いも類、玉ねぎ、にんじんなど)
【 最後のほうに入れるといいもの 】
火が通りやすいもの(小松菜などの葉もの野菜、アスパラガス、ブロッコリー、トマトなど)
カレーの味を変える食材を知っておけばアレンジ自由自在!
●ヨーグルト…ほどよい酸味がプラスされて、インドカレーのような味わいになる
●各種スパイス類…煮込んだあとにパウダースパイスをひとふりすれば、より本格的に
●おろししょうが…しょうがをたっぷりめに入れれば、全体がきりりとした味わいに
●おろしにんにく…旨みを簡単に出してくれるのがこちら。食欲をそそる風味が出る
●バター…仕上げにひとさじ落として、風味を足して。こっくり贅沢なおいしさに
このレシピを教えてくれたのは

上田淳子さん
cooking: Junko Ueda photograph: Taro Terasawa styling: Yuko Magata text: Masami Fukuyama
リンネル2020年4月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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