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:【わが家の新茶の楽しみ方】 初夏の甘く爽やかな新茶は、出涸らしまでおいしくいただきます
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こんにちは。おいしく愉快で心地のよい暮らしを研究中の、暮らし部エディターのrinaです。
短い春が過ぎ、すっかり夏らしい季節へと変化している今日このごろ。数年前からわが家では、この時季に新茶を楽しむようになりました。新茶というのは、4月下旬から6月初旬ごろに摘まれる「一番茶」のことで、厳しい寒さから初夏の陽光で芽吹いた、みずみずしい生命力に溢れたやわらかな新芽を指します。なかでも2月頭の立春から88日目の「八十八夜」前後に摘まれる茶葉は、その栄養価の高さから不老長寿の縁起物としても親しまれています。
今回は我が家の新茶の楽しみ方をご紹介します。
今年の新茶は何にしよう。
選んで予約して待つという楽しみ方。
新茶は4月下旬ごろから店頭にも並び始めますが、私はネットで取り寄せ派。日本全国のお茶屋さんのサイトを見て、今年はどこにしようかと考える時間がとても楽しいのです。産地やパッケージ、口コミ、サイトの雰囲気、紹介文、いろいろな要素から今年の新茶を選んでいます。4月に予約購入するので、届くまでもなんだかわくわく。
そんな私が今年購入したのは製茶所山科の「九州新茶 山科八十八 旬-SHUN」。鹿児島県産の深蒸しの茶葉です。製茶所山科では、九州の名産地のお茶だけでなく、九州内の良質な茶葉を年ごとに厳選して買い付け、自社工場にて製茶やブレンドを行っています。私の地元である九州のお茶であることと、”新茶のブレンド”というのに興味がありセレクトしてみました。健康を願う意味も込められるので、母の日や父の日にも喜ばれると思います。私も三種のセットを贈りました。

食卓に日本茶が出たら新茶の季節
まずはパッケージに記載されている通りに淹れてみます。一番最初だけは温度や抽出時間もしっかり測ってこだわりますが、2回目からは少し気楽に楽しみます。新茶はえぐみが少なく、旨みや爽やかな甘みが強いので、ちょっとおおらかに淹れてもおいしくいただけるのも好きなところです。
いつも朝食では水や麦茶を飲むのですが、この季節だけは日本茶が飲みたくなります。朝からお茶を淹れるだけで丁寧な生活をしているようで気持ちよく、食卓にこっくりとした緑の美しいお茶があるだけでなんだかいつもの朝食がグレードアップしたかのような印象に。新茶の季節になったら食卓に日本茶が出る。この景色を”わが家の風物詩”にしていきたいなと、密かに思っていたりします。
楽しみ方は自分で探す。
和菓子を作ったり、冷茶にしたり。
せっかくの新茶。おやつタイムでも楽しみたいですよね。日本茶といえば和菓子ということで、どら焼きを作ってみました。小豆を煮る時間はなかったので、今回は生地を焼いて市販のあんこを挟みました。生地はホットケーキミックスでも作れるので意外と簡単ですし、蜂蜜を混ぜるとどら焼きらしいむちむちな食感になりますよ。冷凍もできるので作り置きしておくのもおすすめです。あんこと日本茶で幸せなティータイムを堪能しました。

ちょっと焼きすぎちゃいました。
新茶の甘みをもっと楽しむなら冷茶もおすすめ。爽やかな甘みが楽しめる水出しや、濃厚な旨みを引き出す氷出しもおいしいですが、わが家ではお湯で淹れて氷で一気に冷やす急冷式で飲むことが多いです。茶葉の量と抽出時間を少し多めにして、氷を入れた茶器に一気に注ぎいれます。鮮やかな緑とさっぱりとした味わいが初夏を感じさせますし、何より抽出時間が短くさっと飲めるところが気に入っています。

お気に入りの茶器で楽しんでいます
やわらかい新茶はふりかけにして
茶殻までおいしくいただきます
新茶は茶殻も食べられること、ご存じですか? 茶葉がやわらかくえぐみがない新茶だからこそできることなんだとか。お好みの具材と一緒に軽く炒めるだけ。わが家ではちりめんじゃこと干しエビと醤油少々もしくは、ちりめんじゃこと鰹節とゴマと醤油少々で作ることが多いです。完全に乾燥させるのではなくソフトなふりかけにしています。
できたては口に入れた瞬間に香ばしいお茶の香りが鼻を抜けていきます。冷やすとその風味は消えてしまうのですが、具材の塩気や旨味とお茶のほのかな苦味がよくなじんでとてもおいしいです。ご飯にかけたりおにぎりにしたり。お茶漬けにするのもいいですね。野菜炒めに混ぜてもおいしそうです。冷蔵保存で1週間以内に食べ切るようにしているのですが、大体2日ほどでなくなります。

毎日飲むので毎日作っていますが、どんどんなくなります…。
新茶の生命力を体に取り入れて
初夏という季節を思い切り味わおう。
いかがでしたか?
ちょっとした休憩のときには珈琲や紅茶を選びがちだった私ですが、新茶を飲むようになってから日本茶のほっと癒やされるやさしい味わいの虜になりました。茶葉を入れ、お湯を注ぎ、たちのぼる香りとまろやかな口当たりを楽しむ。体に染み入るような旨味と、深い余韻。丁寧に淹れた日本茶を飲むとき、五感が刺激されると同時に体の緊張がゆるりと解けていくような心地になります。年に一度しか味わえないおいしい新茶で、旬を楽しむ夏の始めにしてみませんか。
私のように毎年違う新茶を楽しむもよし、推しを見つけるもよし。この記事が、自分なりの新茶の楽しみ方を見つけるきっかけとなり、旬を味わう季節の過ごし方の参考になると嬉しいです。

リンネル暮らし部エディター・
rinaさん

どんなときでも自分の好きを大切に。元呉服屋で毎日着物生活。転職後は「暮らしの先にある着物」を求めて、美味しく愉快で心地のよい生活を日々研究中。リンネル暮らし部エディターとしてブログを発信中。
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