少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。 漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。 山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies（モクシーズ）さんに教えてもらいました。 毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月13日
今日は荷物を持たずに歩きましょう

通勤や買い物など、日常生活では何かと歩きますが、歩くことそのものを目標にする日はありますか？
たとえば今週末、できるなら今日にでも、両腕を解放して荷物は最小限に、自然の多い公園などを目指して歩きましょう。　
歩く地面はコンクリートではなく、土や石がある道だと、足のさまざまな筋肉を使えて理想的です。
ウォーキングセラピーといって、歩くことにより仕事のストレスや不安、依存症などが軽減する効果があることを提唱している医師もいるほど、歩くことは心身によい影響を与えてくれます。
複雑で忙しい現代人の私たちには、心身を解きほぐすのにシンプルな方法が必要なのかもしれません。
ウォーキングをする際は、スマホの電源をオフにして、目に入る植物の様子や、鳥のさえずり、風を五感で感じると、自分を取り戻せて大切な時間になるはずです。
まずは15分でも時間を見つけて歩いてみましょう。
単調な道なら膝を高く上げてみたり、大股にしてみたり、普段とは違う歩き方をしてみることをおすすめします。

今日もよい一日をおすごしください。

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illustration：moxies　edit：Nao Yoshida　
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