少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。 漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。 山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies（モクシーズ）さんに教えてもらいました。 毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月30日
体に優しい冷まし方

今日は昨日6月29日の記事でお伝えしました体の熱の上手な冷まし方についてもう少し掘り下げたいと思います。
暑いときに冷たいものをとりすぎてしまうと、体の中が冷え、内臓機能が低下し、夏バテやさらなるだるさにつながってしまう場合があります。
そういったこともあるので、夏でも冷たいもののがぶ飲みは控えましょう。
体が火照っているという方は、どうしても冷たいものを飲みたくなります。
そんなときにおすすめなのが、水を使った暑さの治め方です。　　

やり方は簡単です。
水道水の温度くらいの水を口に含んで、しばらく体内の熱を水に移します。
水が温まってきたら、飲み込まずに吐き出します。
２、３回繰り返すと、少し体が冷えた感じがして、喉の渇きが治まりやすくなるはずです。

水分をとっているのにもかかわらず喉の渇きが治まりづらかったり、体が火照ってしまっているというときには、冷たい水をがぶ飲みする前に、ぜひ試してみてくださいね。


今日もよい一日をおすごしください。

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illustration：moxies　edit：Nao Yoshida　
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