HEALTH

人付き合いが苦手で疲れやすいのはなぜ? 他人の感情ではなく、自分軸で考える人間関係の悩みが軽くなる心得とは? 人付き合いが苦手で疲れやすいのはなぜ? 他人の感情ではなく、自分軸で考える人間関係の悩みが軽くなる心得とは?

リンネル編集部
人付き合い

他人を優先してしまって心が疲れたという経験はありませんか?実は、人の悩みの9割を占めるのは「人間関係」。 人付き合いの悩みが少し楽になる方法や考え方について、人付き合い・コミュニケーションのプロであるビジネスコーチの山﨑拓巳さんと、心理カウンセラーの石原加受子さんにお話を聞きました。

目次
  1. 教えてくれたのは……
    人付き合い・コミュニケーションのプロ
    山﨑拓巳さん&石原加受子さん
  2. なぜ、人付き合いが「苦手」「疲れる」と感じてしまうの?
  3. 子ども時代から自分の気持ちを伝える経験をしていないと、感情を押し殺しがちに
  4. 周囲とギクシャクするのは他人の感情を優先しているから
  5. まずは、自分の気持ちに素直に従うことから
  6. 人付き合いが苦手な人の傾向とは?
  7. 自分の欠点を許せないと他人も許せない

教えてくれたのは……
人付き合い・コミュニケーションのプロ
山﨑拓巳さん&石原加受子さん

山﨑拓巳さん
事業家、ビジネスコーチ。コミュニケーションやモチベーションアップをテーマにしたセミナーや勉強会を全国で開催。著書に『正しい八方美人になる秘密人づき合いのコア 』(かんき出版)、『やる気のスイッチ』(サンクチュアリ出版)など。

石原加受子さん
心理カウンセラー、心理相談研究所「オールイズワン」代表。セミナー、グループワーク、カウンセリング、講演を通じて、心が楽になる方法を提案している。著書に『心理学でわかる 女子の人間関係・感情辞典』(朝日新聞出版社)など。


なぜ、人付き合いが「苦手」「疲れる」と感じてしまうの?

子ども時代から自分の気持ちを伝える経験をしていないと、感情を押し殺しがちに

コロナ禍を経て、もともと人付き合いが苦手だった人は、さらに対人関係の悩みが深くなってきていると語る心理カウンセラーの石原加受子さん。
「特に女性は他人の感情に敏感な人が多い傾向が。小さいころに、親に自分の気持ちを聞いてもらう経験が少ないと、自分の感情を押し殺してしまいがちです」(石原さん)

周囲とギクシャクするのは他人の感情を優先しているから

相手に傷つけられても我慢してしまったり、強引な態度で頼まれると断れなかったりという経験は、誰もが思い当たる節があるのでは。
「でも、相手の顔色をうかがって無理に合わせても、次第にストレスを溜め込んでしまい、やがてその不満は大きく膨らんでいきます。相手もそれを感じ取り、かえって関係がギクシャクしてしまうもの。相手の感情を優先するのはやめて、まずは自分がどう感じているかを否定せずに受け止め、その感情を優先することが大切です。“相手中心”ではなく“自分中心”に考えると、自分の精神状態も人間関係もシンプルになり、自分にとって心地いいものに変わっていきます」(石原さん)

まずは、自分の気持ちに素直に従うことから

自分がリラックスした状態でいられると、苦手な相手に対してのポジティブな関わり方や問題解決方法も思い浮かぶもの。疲れているときに誘われたら、無理に相手に合わせるのではなく、“ごめん、今日は疲れているのでまた今度”と断ってみる。自分の気持ちを押し殺してしまいがちな人は、まずはそこから始めてみてはいかがでしょうか。

次のページ人付き合いが苦手な人の傾向とは?

Related Article
おすすめ記事

リンネル最新号&付録

  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号

2024年10月号

私のウェルネスルーティン

付録
SNOOPY[スヌーピー]
HUGする姿にキュン♥
大きく開くレザー調ポーチ

特別価格:1,360円(税込) / 表紙:満島ひかり /
2024年8月20日(火)発売 ※一部地域では発売日が異なります

VIEW MORE