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:マキさんの「この場所に入るだけ」と決める収納ルール・実例7選
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:どんなに片付けても、家がものであふれてしまう……。そんな人は収納スペースを限定するのも手。マキさん流の収納術を教わりました。
マキさんの「この場所に入るだけ」と決める収納ルール・実例7選
マキさんの3つの収納ルール
1.収納スペースを限定して、ものの増えすぎを防止
まず「収納スペースを限定してみる」のが、ものを減らすには効果的。書類や服、コスメ、日用品……と、それぞれの定位置を設定するとともに、「ここに入る量しか持たない」と決めることで、増えすぎを防げます。例えば、子どもたちのおもちゃも「この箱に入るだけ」というルールに。「子どもの頃から取捨選択の練習をしておくことで、自分で要・不要を判断できるように。いちいち注意する必要がなくなって、親のストレスも軽減できます」
2.収納するものは“今”使っているものに絞る
ものを減らすためには“今”使っているかどうか、を基準に考えることも大切。「“今”に焦点を絞って、いる/いらないの判断をしていけば、『最小限の数でも意外と暮らしは回るんだ』と気づけます」
3.収納場所にも「コストがかかっている」と意識する
「賃貸でも持ち家でも、家賃やローンを払っている以上、収納スペースはタダではありませんよね。いらないものを持ち続けることは、その分ムダなものにお金を払っているということ。だったら、その空間を家族の幸せのために有効活用したほうが絶対にいいはず」
“限定した収納スペース”の実例7選
1.服はクローゼットに収まる数に
服はすべてハンガーにかけ、手前にオンシーズン、奥にオフシーズンのものを収納。「『クローゼットに収まる数だけ』と決めて、お気に入りだけを厳選。ハンガーを増やさないことで、持ちすぎを防いでいます」
2.日用品のストックは1か所に集約
引き出しの上段はマイクロファイバークロスなどの掃除グッズ、下段はウェットティッシュや箱なしティッシュのストックを収納。「わが家の消費スピードを把握し、『残り何個になったら買い足す』と決めることも大切」
3.アクセサリーは定番のみ
身支度の際に流れでつけられるよう、アクセサリーは靴下と同じ引き出しへ。「手持ちのアクセはフォーマルな場につけていくネックレスやコサージュ、ピアスなど定番のものだけなので、小さな収納スペースで充分です」
4.コスメはマグカップ1個分
コスメの定位置は洗面台の鏡裏の棚。「高い位置でも出し入れしやすいよう取っ手付きマグカップへ収納。日焼け止めと化粧下地を兼ねたBBクリームなど、ひとつで複数の役割をこなすアイテムを選ぶのも、ものを増やさないコツです」
5.食品はあふれたら“すぐ使う”習慣に
乾物や食品ストックは、キッチンへ置いた無印のポリプロピレンケースへ。「生協の宅配、生活クラブから注文品が届いたときなど、一時的にあふれた場合は、次に使うものを見える場所に出しておき、忘れないうちに使います」
6.食器も棚に入る分だけ
出し入れの際に迷わないよう、上段には夕食用、中段は朝食用、下段は休日やランチ用…と用途別に収納。「軽く拭いて並べておくだけで乾くのも、オープン収納の利点。ほぼ毎日使うものばかりなのでほこりもつきません」
7.書類はまとめて引き出しへ
仕事の書類や雑誌の切り抜きなどの“紙もの”はワークスペース横の引き出しへ。「引き出しがいっぱいになったら、見直して要・不要を判断します」
教えてくれたのは マキさん profile
text:Hanae Kudo photograph:Keiko Ichihara web edit:Liniere.jp
(リンネル2021年6月号)
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