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:今からでも貯められる! 共働き夫婦の家計改善3ステップ【マネー講座】
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共働きで高収入でも、お金が貯まっていない家庭は意外と多いもの。20年以上にわたって“貯まる家庭”を取材してきたマネーライターが、どんぶり勘定の共働き家庭の家計改善のポイントを紹介します。
共働きでも貯まる家計を作るには?
共働き家庭でありがちなのが、「お互い稼いでいるんだから、生活費以外の部分は干渉しない」という暗黙のルール。それが家計全体を見えづらくしてしまい、何となく「お互いに貯めているだろう」と思っていたら、実はあまり貯まっていなかったという状況に陥ってしまうことに……。
そんな“あいまい家計”を脱却し、着実に貯まる家計を作るための4ステップを紹介します。
STEP 1
貯める目標を決める

共働きでもお金が貯まらないという家庭に多いのが、「貯める目標」を決めていないということ。目標がないと、ついついお金を使いすぎたり、せっかく貯めていてもちょっと大きな支出があるたびに取り崩したりしてしまう原因に。
一方、お金が貯まる家庭は、夫婦でライフプランを立ているケースが多く見られます。子どもの進学、家や車の購入、老後の生活など、これから起こり得るイベント予定を表などに書き出し、それにかかる支出予定を見通しているから、計画的に貯められるのです。大まかな形でも、子どもにどんな教育をさせたいのか、将来どんな暮らしがしたいのかを夫婦で話し合い、同じ目標を持つことが大事! ライフプランが明確になっていれば、それを実現するために、いつまでにいくら貯めればいいか、どういう形で貯蓄すべきかが見えてくるはずです。
STEP 2
お金の流れを整える

共働きで収入に余裕があるからといって、何となく「お金が残ったら貯める」というやり方では、なかなか貯蓄は増えません。貯蓄は増やしたいけれど、「家計簿を細かくつけたりする余裕がない」「自由に使えるお金は維持したい」という共働き夫婦におすすめなのが、お互いの収入から3つの口座に振り分ける方法です。
この3つの口座に振り分けたお金の残りは夫婦それぞれで自由に使ってよしというルールにすれば、ストレスがたまりにくく、着実に貯蓄を増やすことができます。
➀ 貯める口座
“夫婦別財布”の場合や、一方が収入をまとめてやりくりしている場合でも、まず大事なのは「貯める口座」を分けて先取りすること。貯め上手な人たちは、年間いくら貯めるという目標を決め、毎月一定額を「貯める口座」に振り分け、残った中で生活費や小遣いなどをやりくりするのがテッパンです。
また、目的に応じてNISAやiDeCoなどの「少額投資非課税制度」を利用するなどして、「貯める口座」から投資に積み立て、さらに資産形成を強化している人も増えています。
➁ 特別費の口座
絶対崩したくない貯蓄をキープするために分けておきたいのが、「特別費の口座」です。家族のイベント、冠婚葬祭費、家電の買い替えなどが発生するたび出費が増えて、貯蓄を取り崩してしまうことに。お金が貯まる家庭の多くは、そんな突発的な出費(=特別費)に備えて、毎月積み立てしたり、ボーナスから予算を取り分けたりしているので、急に大きな出費があっても貯蓄が崩れることがありません。
➂ 生活費の口座
貯蓄と特別費を振り分けたうえで、毎月必ずかかる生活費の予算を設定。「生活費の口座」にお互いの収入から一定額をまとめるようにすれば、お金の流れが自然と整います。夫婦で生活費の支払いを分担している場合も、住居費や公共料金などの固定費、クレジットカードの引き落とし先を1つの口座にまとめ、お金の出口を一本化すると、家計簿なしでも支出内容が把握しやすくなります。
STEP 3
固定費の無駄を削る

比較的余裕がある共働き家庭ほど、固定費がいくらかかっているか、何に契約しているかを把握していないケースが多いもの。「貯蓄額をもっと増やしたい」とか「自由に使えるお金を増やしたい」という場合は、まず固定費を見直すのが第一歩! 貯め上手な人たちは、年1~2回のペースで固定費の見直しをして無駄を省いています。
保険料や通信費は、無駄なオプションを省いたり、さらにお得なプランに乗り換えたりすることで、年間支出が大幅にダウン。一度見直せば、その後も効果がずっと続くのがメリットです。また、サブスクも同じようなプランに複数加入していたり、あまり利用していないものを継続していたりすることが多いので、「今使っているかどうか」「本当に必要かどうか」を基準にして見直してみましょう。
STEP 4
家計・貯蓄を共有する

収支の内容を把握していないと、生活費にいくらかかっているか、いくら貯まっているかもわからず、大きな出費があったときやどちらかの収入が減ったときなどに困ることも。夫婦で収支を共有しておけば、そんなピンチがあったときにも対応しやすくなります。
忙しい共働き家庭ほど、家計簿アプリの活用が有効です。STEP2で提案した3つの口座に振り分け、それぞれの銀行口座、クレジットカードと家計簿アプリを連携することで、貯蓄、特別費、生活費の流れが一目でわかるようになります。支出内容も自動的に表示されるので、手書きの家計簿をつけたりする手間が省け、スマホでも手軽に内容をチェックすることができます。
共働き家庭におすすめ! 家族マネー会議

お金が貯まる家庭は、みんなでマネー会議をしているケースが多いという印象があります。マネー会議といっても難しい話ばかりでなく、収支や貯蓄の状況、買い物やイベントの支出予定などをフランクに話し合っているという感じです。大きい子どもがいる家庭では、各自が欲しいものを家族にプレゼンしたり、家族旅行のプランをみんなで話し合ったりしています。
マネー会議は、月1回、年1回など、各家庭によって頻度は様々ですが、定期的に行うのが一般的。年始(1月)や年度末(3月)に、家族の年間計画を見直し、特別費の予算を立てている家庭も多く見られます。
共働きだからこそ必要なのは、“家計をシェアする”という感覚。夫婦で「将来どんな暮らしをしたいのか。そのために今すべきことは何か」という目線を合わせて、お金の使い方、貯め方を意識することが一番大切です。
家族マネー会議のメリット
例えば、主に妻ひとりで家計管理を担っている場合、やりくりに煮詰まったり、ストレスで余計な支出が増えたりするケースも。夫婦で家計を共有することで、気持ちの負担が軽くなり、着実に貯められます。
家族みんなでお金の使い道を決めれば、家族が一丸となって目標に突き進むことができ、家計が崩れにくくなる効果があります。
各自が欲しいものをプレゼンして買うものを決めるようにすると、家族みんなが納得できるお金遣いができ、衝動買いなどの無駄な支出がセーブできます。
Illustration:Yuka Hashimoto text & web edit:Hayami Mitomo
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