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災害時の備えは万全? シーン別危機管理マニュアル 災害時の備えは万全? シーン別危機管理マニュアル

連載 #防災

基本の防災グッズ3種がそろっているかもしっかりチェック!

「もしも」にそなえて自宅の防災グッズを見直すのも大切です。3つの基軸による、防災グッズのそろえ方を確認しましょう。

 

① [避難用] 非常時の“一時持ち出し”セット

一時持ち出し袋は、あくまで避難所に移動するまでに必要なもの。安全にたどり着くため、避難所で配給が始まるまでの短い時間を過ごすために使うものを防災リュックにまとめましょう。想像以上に過酷な状況にも備え、背負って走れることを考えて一人ひとつ5kg以下にまとめるのがポイント。

 

② [普段用] “毎日持ち歩くもの”セット

どんなときに地震が起こっても対応できるように、毎日持ち歩くものをそろえましょう。優先度の高い、必要最低限のものをまとめたプチ防災セットを作り、常に鞄の中に入れておくと安心です。

 

③ [自宅避難用] 1週間分の“備蓄品”

自宅で避難する場合、電気・ガスなどが使えない状況で必要になるものが「備蓄用品」。1週間程度を過ごせることを目安に量をそろえます。建物には被害がなくても水や電気、ガスなどインフラが停まりやすい集合住宅の上層階の方は、簡易トイレ、水と食料、調理用の簡易コンロとガスボンベはあったほうが安心。

■ 具体的なアイテムをまとめた防災グッズリストはこちらから↗


教えてくれたのは…小川光一さんと和田隆昌さん

小川光一さん
小川光一さん
作家・映画監督。防災士。著書『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』(ワニブックス)など。防災啓発ドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』を全国で上映、防災講演を行う。
和田隆昌
和田隆昌さん
災害危機管理アドバイザー。30か所以上の被災地を訪れ、緊急時のサバイバル術も得意。講演会や監修も行う。著書に『まさか我が家が!? 命と財産を守るサバイバル・マニュアル21』(潮出版社)など。

<< 災害時に本当に役立つ「非常用持ち出し袋」の中身を公開!

<< 震度6でも倒れない! 物が散乱しない! 部屋作りのメソッドを知っておこう!


illustration:Kayo Yamaguchi text:Tomoko Yanagisawa web edit:Mina Ota
リンネル2019年4月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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