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【夫婦円満の秘訣】 マキさん流“互いを尊重する”コミュニケーション術 Q&Aで夫婦の悩みにもお答え! 【夫婦円満の秘訣】 マキさん流“互いを尊重する”コミュニケーション術 Q&Aで夫婦の悩みにもお答え!

連載 #素敵なおうち訪問

マキさんに聞きました! 夫への不満、どう対処する?
夫婦円満を保つ、シーン別のお悩みQ&A

夫婦間にありがちなケンカの種や、モヤモヤのもと。よくあるお悩みに、マキさんに「私ならどうするか」を答えてもらいました。

Q1. 夫が家事をしてくれません

共働きなのに夫が家事に非協力的。忙しいのはお互い様なのに……。もっと手伝ってもらうにはどうすればいい?

 

    • A. 自主的に参加できる流れをつくって

私は5年ほどかけて家事スキルを身につけてもらいました。大事なのは“やらされてる感”を出さないこと。散らかっていても何も言わず、相手が自主的に気づくのを待ちます。そこで掃除をしてくれたらありがとう!と褒めることで、自ら担当してくれるように。

Q2. 育児の方針について意見が食い違います

夫は子どもに甘く、すぐにおもちゃやお菓子を買い与えるのが困りもの。育児の方針を夫婦ですり合わせるには?

 

  • A. 相手が納得できる提案をしてみて

うちも以前はそうでした! パパは子どもといる時間が短いから、おもちゃやお菓子で気を引きたくなる気持ちもわかるんですよね。でも同じお金なら、習いごとなどもっと身になるものに使ってあげたいよね?と提案すると、夫も徐々に買わなくなりました。

Q3. 夫は帰ってからもスマホを見てばかり……

もっと育児や家事に参加してもらい、家族でコミュニケーションをとりたいのに、長時間スマホを見ているのが不満です。

 

  • A. 夫が得意な分野で協力を頼んで

私も以前は同じことで悩んでいました。ただ夫自身もゲームが生産的な時間とは思っていないはず。子どもの縄跳びや走り方の練習に付き合ってもらうなど、得意なことを任せてみては? やることが増えて忙しくなれば、スマホの時間も自然と減ると思います。

Q4. 趣味や飲み会よりも家庭を優先してほしい

平日は同僚と飲み会ばかり。休日も友だちと遊びに行ってしまって、家族とゆっくり過ごしてくれません。

 

  • A. 居心地がいいと思える家づくりを意識

まずは「外出するのが面倒だな」と相手が思うくらい、家を居心地のいい場所にすること。子どもがいるなら、遊ぶときに「パパにお願いしてみたら?」と言って、父子の時間を増やしてもらいます。子どもが“パパっ子”になれば、自然と家にいるのが楽しくなるはず。

Q5. 相談したいのに時間をつくってくれない

子どものことや将来のこと、話し合いたいことがたくさんあるのに、話を聞いてくれない夫に困っています。

 

  • A. リラックスした空気で話をしては?

前もって「話があるんだけど……」と伝えると、相手も構えてしまいますよね。お茶とお菓子を用意し、リラックスした雰囲気をつくってから切り出してみてください。いつも小言ばかりだと夫も本気で取り合わなくなるので、普段は深刻にならないようにしています。

Q6. 夫のもので部屋が散らかるのがイヤ

夫がものを捨てられないタイプ。気づけば部屋が夫のもので埋まってきて、イライラしてしまいます。

 

  • A. 自由にできるゾーンを設定しましょう

うちの夫はミニマリストでものが少ないのですが、もし私なら家のレイアウトを工夫してリビングやダイニングから見えない場所に置いてもらいます。「ここならOK」と夫が自由にできるゾーンを決め、その範囲内で管理してもらってはいかがでしょうか。


お話を伺ったのは……マキさん

PROFILE
シンプルライフ研究家。ふたりの娘を育てるワーキングマザー。不要なものは持たない、不要な家事はしない、日々のシンプルな暮らしや子育てを綴ったブログ「エコナセイカツ」が人気。『暮らしのセンスの磨き方』(宝島社)など著書多数。
https://www.econaseikatsu.com

>> ワンオペ育児の負担を減らす。七尾亜紀子さんの家事動線の工夫を見る↗

>>仕事のように夫婦で家事を分担する、中臣美香さん夫婦の暮らしを見る↗

photograph:Keiko Ichihara text:Hanae Kudo web edit:Mina Ota
リンネル2021年2月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

シンプルライフ研究家・時産アドバイザー

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夫と二人の娘と暮らすワーキングマザー。SNSやブログ、YouTube「エコナセイカツ」を通じて心地よく生きるための家事のコツを発信。より良い暮らしについて考える「心地いい暮らし研究会」メンバー。近著に『これからの人生を豊かにする 時産』(文藝春秋)。著書は14冊、累計発行部数29万部。

連載 暮らしの時産テクニック

マキ

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