【開運パワースポット 関東】 神田明神：yujiさん・仁田さんの福めぐり第８回

今回の福めぐりパワースポットは「神田明神」

８回目の福めぐりは、yujiさんも毎年参拝する「神田明神」。東京十社めぐりの一社で、江戸の総鎮守として古くから人々の信仰を集めた神社です。

ちなみに、江戸時代には全国から参勤交代で集まった大名がこぞってお参りしたそう！

さらに、丸の内、大手町、神田、日本橋、秋葉原、豊洲魚市場といった東京の要となるような、108町会の氏神さま。

まさに、経済の中枢にいるのが「神田明神」なのです。

福めぐりをするのはこの二人

９月は穢れを祓う月！

いよいよ９月、2024年も後半戦真っ只中。しかも、9月は個人レベルでも社会レベルでも流れが大きく変わるといわれる秋分の日（9月22日）が控えています。

yuji 　「破壊と再生を司る冥王星が山羊座へ移動するので、さまざまなことが禊がれていくはず。特に、秋分の日をきっかけに、精査するエネルギーが活発になります。チームを編成し直す、食生活を見直す、ライフスタイルを正す、などなど。その準備のためにも、浄化のパワーの強い神社を参拝するのがおすすめですね」

仁田 　「私は９月生まれの乙女座でして、この月になるとエネルギーが満ちてくる感じがあります。だからこそ、良いも悪いもハッキリと表面化する感じで。しっかり禊いでおきたい気持ちでした！」

yuji 「そういうときこそ、大取締役のような総鎮守の神田明神さんがおすすめですよ」

ちなみに「神田明神」は、江戸城の表鬼門の守護にあたる場所に遷座されました。

第６回の福めぐりで参拝した「日枝神社」は裏鬼門に位置するので、どちらも参拝することで「鬼門封じ」をコンプリートできます！

yujiさんいわく、物が壊れやすかったり、出費がかさみやすいのが９月の特徴。そういうトラブルが続いたときは、魔を入れないようにするためにも、表鬼門と裏鬼門を参拝するのも手段です。

御祭神は“王将クラス”の方々

神田明神を参拝するうえで知っておきたいのが、強力な３つの御祭神が奉祀されていること。

まずは「大己貴命（おおなむちのみこと）」こと、縁結びのだいこく様です。

境内には巨大なだいこく様の像があり、朝から多くの方が参拝していました。

国土開発と夫婦和合の神様でもあるので、土地や会社、人間関係など、「ココとご縁を結びたい！」という目標がある人は忘れずお参りするべき。

そして、商売繁盛に頼もしい「少彦名命（すくなひこなのみこと）」こと、えびす様も！

ふくよかな体で鯛を抱いたえびす様が一般的なイメージですが、神田明神にいらっしゃるのは童子のように愛らしいえびす様なのです。

「海の向こうから小さな木の実の船に乗って来臨した」という古事記のエピソードから、手のひらに乗るような小さなえびす像が生まれたそう。

そのキュートなお姿に、女性ファンも多いとのこと。

そしてお写真はありませんが、除災厄除のご利益がある「平将門命（たいらのまさかどのみこと）」さまも！

かつては摂社・将門神社に遷座されていましたが、現在は御本殿に奉祀されています。

と、このように知名度も王将クラス、見事な三位一体が成されている神田明神。

縁結び・商売繁盛・厄除けという、変革期に取り入れたい強力なタッグが組まれています。

相性のいい神様がわかる希少スポット

さらに注目すべきは、摂社や末社の数です（ちなみに、御祭神と関係のある神様を摂社、それ以外を末社と呼びます）。

境内には、末廣稲荷神社、三宿・金刀比羅神社、浦安稲荷神社、江戸神社、大伝馬町八雲神社、小舟町八雲神社、魚河岸水神社と、たくさんの摂末社がありました。

仁田 「こう見ると、五穀豊穣や産業繁栄に頼もしい神様が多いですね。飲食業を営む人に信仰のある金刀比羅神社さまもいらっしゃるし、すごく幅広いラインナップ。さすが江戸の総鎮守たる風格です」

yuji 「拝殿もそれぞれがすごく立派だし、建築様式も神様によって違う。きちんと御祀りされているのがよくわかります。遠方にわざわざ行かなくても、神田明神さまをお参りすることで、たくさんの神様と会えるのがいいですね。手を合わせて気持ちがいい場所があったら、自分と相性のいい神社もわかると思います」

粋な商人の街を再現

さらに驚かされたのが、お土産コーナーの充実度！ 創建1300年を迎えるにあたって2018年に建設された神田明神文化交流館「EDOCCO」。

館内に入ると、巷のセレクトショップと見紛うようなラインナップに福めぐり一同もびっくり。

２階は講演会やセミナーを行うホールになっており、なんとyujiさんも過去にトークショーをした場所なのでした。

縁起のいいお菓子から、モダンな神具、御神酒など、大充実の「EDOCCO SHOP」。さすが、神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内地区の氏神さま！

商人の街のような活気があり、館内をまわるだけでテンションがあがる構造です。

この箱自体がお祭りのようなエネルギーなので、お土産選びにまわるだけで厄落としができそう。

変革に向けての準備期間

yujiさんいわく、星読みの見解からも転換期となる９月。不要なものは強制的に手放し、アップデートするための準備期間が今。

だからこそ、人によっては気持ちのモヤモヤもピークだし、体調を崩す人も出てくるそう。

摂末社にあった「八雲神社」も健康、病気平癒にご利益のある神様。

そういった点からも、「神田明神」は物事を総括的に捉えて、さまざまなリセット力が働く場所ではないでしょうか。

ぜひ、秋の整理整頓タイムとしてお参りください。

福めぐりの処方箋

【 yujiさん・仁田さんの福めぐり 】 連載は下記画像をクリック！

photograph & text：Tokiko Nitta
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