LIFESTYLE
:【女子旅:沖縄県】 暮らしや手仕事、人の温かさを感じて。心と体がゆったり整う癒やし旅
LIFESTYLE
:
北海道在住・リンネル暮らし部エディターのはっちです。
道内は肌寒くなってきた9月、まだまだ暑い沖縄へ行ってきました。
夏の賑わいが落ち着いたあとの沖縄は、ゆったりとした空気が流れています。
海風を感じながら、文化や食にふれる穏やかな時間を過ごし、心とからだを整えるような旅ができました。
今回巡ったなかから、沖縄で暮らす生きものたちに出会える水族館、地元の人たちが集う市場、伝統の手仕事、そして心まであたたまる食事……、“沖縄の暮らし”を感じられるスポットを、厳選してご紹介します。
沖縄の海を、ちょっとちがう角度から
DMMかりゆし水族館

屋内で快適に過ごせる「DMMかりゆし水族館」は、最新のデジタル演出と美しい生きものたちの共演が魅力。天候に左右されずに楽しめるので、雨の日の立ち寄りスポットにもおすすめです。
事前予約をすると、カワウソと握手をしたり、ナマケモノに餌をあげたりといった貴重な体験も。餌やりブームの娘がいる我が家は「バックヤードツアー」に参加しました。

案内してくれたのは、魚たちを日々見守る飼育員さん。普段は見られない大水槽の裏側で、お魚の生態やエサのお話を伺います。
それまではただの“大群”に見えていた魚たちが、ひとつひとつ個性を持って生きていることに気づかされ、 心あたたまる学びの時間になりました。
必ず立ち寄ってほしいのが「ちゅらみなも」。

大きな水槽の上がガラス張りになっていて、その上を歩くことができ、4歳の娘は大喜びでした。
私も靴を脱いで、おそるおそる透明な床の上へ。足の下をゆったり泳ぐ魚たちを見ていると、まるで海の上に浮かんでいるような不思議な感覚に包まれます。
地元の人が集う市場で、
旬の恵みに出会う
うるまるしぇ

水族館をあとにして向かったのは、うるま市の「うるまるしぇ」。地元の人たちが行き交う市場には、旬の島野菜や手づくりのお惣菜が並び、どこか懐かしい空気が流れています。

旅先では観光地だけでなく、こうした日常の風景に触れると心がほっとしますよね。
普段の生活では見ることのないカラフルな魚や野菜、果物にワクワクします。ここで購入した「ジューシー」(沖縄の炊き込みご飯)と「もずくの天ぷら」がとってもおいしくて、今でも忘れられません。
手仕事のあたたかさを
暮らしのなかに
グラチッタ(琉球ガラス工房)

自分へのおみやげを探しに伝統工芸の魅力を感じられる場所へ。
那覇市にある「グラチッタ」は、ひとつひとつ手づくりで生まれる琉球ガラスのお店。
もともと琉球ガラスは、戦後にアメリカ軍が使っていた空き瓶を再利用してつくられたのが始まりだそう。
限られた資源のなかから生まれたガラス工芸が、沖縄を代表する伝統工芸のひとつになりました。

そんな歴史を守り、こちらのお店では空き瓶を再利用して商品を作っているとのこと。火の熱と職人の技で形を変えるガラスは、どこか懐かしく、あたたかい。

お気に入りのガラスとの出会いは、心に残る思い出を形に残すことができるようです。
私もひとつ購入し、さっそく自宅で使ってみました。お気に入りの器があると、暮らしのなかに小さな楽しみが増えますね。
やさしい出汁の香りに
包まれて、ほっとひと息
わんさか大浦パーク

旅の締めくくりは、名護市の「わんさか大浦パーク」。海を望むお店で、出汁の香り豊かな沖縄そばを味わいます。
ゆったりとした空気の中で、今回の旅を振り返る穏やかなひととき。

「あたいぐわキッチン」では、併設する直売所に並ぶ新鮮な地元野菜をふんだんに使用。
添加物や化学調味料を使わず、かつお、昆布、あご、豚肉から丁寧に出汁をとっています。ひと口いただくと、やさしい旨みがじんわりと体に染み渡るよう。
さいごに

旅を終えて空港へ向かう道、車窓から見える穏やかな海と青い空。 観光地を巡る旅も楽しいけれど、その土地の暮らしや人の温かさにふれた今回の旅は、心にやさしく残りました。
やさしい時間に包まれる沖縄へ“心を休める旅”に出かけてみませんか?
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
おすすめ記事 RELATED ARTICLES
Recommend
SNAPRanking
DAILY
/
WEEKLY

































