LIFESTYLE
:カウンターが映えるキッチンと、4.5畳を生かした小さな寝室:素敵なおうち訪問 平野さん宅 後編
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素敵なおうちを訪ね、家づくりにおいてこだわったところやお気に入りのポイントなどをお聞きする連載「素敵なおうち訪問」。
今回訪れたのは、瀬戸内海の穏やかな海のすぐそばに建つ、建築士・平野裕子さんの住まい。中古の一軒家を購入し、建築士という仕事の視点を生かしながら、自らリノベーションを手がけました。
後編では、サクラ材のカウンターが映えるキッチンと、心地よく整えられた寝室を中心に、平野さんの住まいをご紹介します。
平野さんのおうちDATA


・2LDK+エントランス(4.5畳)+倉庫+1DKのゲストルーム
・世帯人数 2人
平野裕子さん(建築士)
国内外さまざまな土地での暮らしや旅を重ね、愛媛へ移住。ポーランド人のパートナーと2匹の猫と、海のそばで音楽と本に囲まれた暮らしを楽しんでいる。ジムで泳いだ後、カフェで本を読むひとときが、日常のささやかな幸せ。
Instagram:@qbdesign_yukohirano
IDEA
1
手仕事で仕上げた、
こだわりのキッチン

リノベーション時に、大工さんに依頼してつくったオリジナルのキッチン。既製のシステムキッチンではなく、フレームのみのシンプルでオープンなつくりに仕上げています。パーツも一つひとつ自分たちで選び、アイランドカウンターも同じサクラ材でそろえ、家具のような佇まいに。
「図面を自分で描いて、大工さんに形にしてもらいました。山桜という貴重な木を使い、着色やウレタン塗装は一切使っていません。すべて無垢の木でつくった贅沢な空間。サクラ材は強くて硬く、水まわりにも適しています」


シンクやコンロ下は、器の収納スペースとしても活用。地元、愛媛の砥部焼きがずらり
壁はタイル貼りに仕上げ、左右に生まれたスペースには、奥行きの浅い棚を設置しています。

棚の下にはフックでバッグを吊るして
「キッチンを中央に配置しているので、壁のどこまでタイルを貼るか悩んでいて。そのとき、両サイドに棚をつくることを思いつきました。調味料やカップなど、ちょっとしたものを置くのにちょうどよく、下の方にはバッグを掛けたりもできて、とても使いやすいんです。もともとはタイルの収まりを考えての工夫でしたが、結果的に使い勝手がよかったですね」

IDEA
2
コンパクト&ホテルライクな寝室

寝室は、柱に合わせて中央にベッドを配置。4.5畳のコンパクトな空間を、シンプルに整えています。
「もともと小さい部屋なので、あまり手は加えていません。リノベーション時に、床を畳からフローリングに変えたくらいです。柱もそのまま残し、見える状態でオープンに使っています。この部屋は柱で区切られた壁面が多いので、漆喰の色を試したり、実験の場として使うこともあります。寝室だからこそ自由にできるなと思って」

真鍮のペンダントライトは「KANADEMONO」で購入
ベッド脇には、寝ながらでも快適に読書ができるよう、読書灯を設置。
「下に置くライトだと姿勢的に読みづらいので、寝転がったまま読めるよう、上から灯る仕組みに。ベッドの左側にある棚は、ランプと本を置ける場所が欲しくて、工事の端材を使ってDIYしました」

端材を使った手作りの棚
押し入れを生かして、収納スペースに

押し入れは、前の家の雰囲気を残しながら、扉を取り外してオープン収納として活用。空間になじみつつ、使いやすさも兼ね備えた収納スペースに整えています。

素材やつくりへの深いこだわりが随所に感じられる、建築家・平野さんの住まい。建築家ならではの視点と感性で丁寧に整えられた空間が、暮らしの心地よさにつながっていました。
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photograph:Tsubottle edit & text:Riho Abe illustration(間取り):Kayo Yamaguchi
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読書灯&自作の棚を設置