CULTURE
:【女子旅 長野県】 むかし体験ができる一棟貸し宿泊施設「燕と土と」
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:長野県の南部に位置する飯田市。市内から車で30分ほどのところにある天竜川沿いの小さな観光地・天竜峡に、築130年の古民家を改装した一棟貸しの宿泊施設「燕と土と」が2022年にオープンしました。実はここ、リンネル編集部Oの元実家。すでに空き家になっていた実家をさまざまなご縁あって売却したのち、宿泊施設へと生まれ変わりました。主観が入ってしまっていますが、どうぞご覧ください。
【女子旅 長野県】 むかし体験ができる一棟貸し宿泊施設「燕と土と」
築130年の古民家で「むかしの暮らし」を体験

大黒柱に梁など、かつての建築様式が色濃く残る伝統的な家屋。囲炉裏や五右衛門風呂がある「むかしの暮らし」を生かした空間は、どこか懐かしく、どこか新しさも感じさせてくれます。インテリアにはこの地域で盛んだった「おかいこさま」と呼ばれる蚕を原料とする製糸業で使う、はた織り機や足ふみ式のミシンといった道具も活用。土地や時代についての様子がうかがえます。

囲炉裏のまわりでお茶を飲んだり、夜には鉄鍋や溶岩石のプレートを設置して夕飯もここで。充実のキッチンスペースがあるので、準備はスムーズに行えます。

薪をくべて湯を沸かす五右衛門風呂。水がとてもきれいな地域なので、蛇口からでる水をそのまま飲んでもおいしいですし、お風呂はまるで泉質のいい温泉のよう。翌朝の化粧ノリがまじで違います!
薪ストーブのゆらぐ火を眺めるだけの贅沢時間

中央にある薪ストーブ。訪れた4月のころは、朝と夜は5度近くまで気温が下がるので薪を追加しながら暖をとります。ストーブの火のゆらぎを見ながらコーヒーを飲んでいたときに「すごい幸せ……」と心でぐっと感じていました。奥のソファスペースにはレコードプレーヤーもあって、ゆっくり流れる時間が心地よかったです。
昼と夜で違う表情を見せる天竜峡の眺望

そしてこの宿の魅力はなんといっても、大きな窓から見える天竜川やアルプス山脈。季節が移ろうごとに表情を変え、いつ訪れても新鮮な気持ちにさせてくれます。「この景色が気に入って、ここに決めました」というオーナー夫婦にとって自慢の眺望です。

ウッドデッキから一望できる景色。春になると目の前の桜並木が色づき、ピンクと新緑の木々と空のコントラストが美しいんです。四季のそれぞれに変わる自然を楽しめます。

天竜峡は夜になると星がとてもキレイ。施設内には望遠鏡もあるので、夜は星を見ながら過ごすことがオススメです。春になると施設から桜のライトアップも見られます。
新鮮な地元肉ととれたて野菜が最高のごちそうに

※写真はイメージです。食材は宿泊プランには含まれておりません。オプションでの追加、もしくは各自でのご用意を
実は「日本一の焼肉街」と呼ばれている飯田市(知らなかった……)。この地域には養豚場などもあり、お肉がとてもおいしいので夕飯では地元肉と、地元野菜でバーベキューやお鍋がごちそうです。個人的にはぜひ信州きのこを食べてほしい! 道の駅などで買える農家直送のきのこは肉厚ジューシーで感動的なおいしさ。また、施設前にある畑で農業体験も行っており、自身が収穫した野菜をその日に食べることもできます。

オーナー夫婦が営む、施設前にある畑「龍ノ穂」(リュウノスイ)。オプションで農業体験のほか、季節の野菜のお取り寄せも可能。
龍ノ穂のお取り寄せこちらから>>
https://ryunosui.official.ec/
選べる枕と充実のアメニティで隅々まで快適

寝室にはふかふかなお布団と、「かため」「やわらかめ」の2種類から選べる枕があります。各種アメニティも充実しており、洗面台もトイレも2つずつ。追い炊き機能付きのバスルームまで完備しているので、朝の準備もスムーズに行えました。

施設外観とオーナーご夫婦。施設横の住居に常駐しているため、施設内でこまったことやわからないことはすぐに対応してくれます。近隣の観光や飲食店の情報にも詳しいので、滞在中の過ごし方を相談しても◎。
【燕と土と】
住所:長野県飯田市龍江3775
電話:0265-29-4166
チェックイン16時 チェックアウト11時
アクセス:中央道天竜峡ICから車で約10分、JR飯田線・天竜峡駅から徒歩約25分
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edit & text:Liniere.jp
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